今回は今自分が読んでいるマンガの中で「次にくるマンガ大賞2024」にノミネートされた作品のなかから『カグラバチ』について紹介をしたいと思います。
こちらのマンガは週刊少年ジャンプに連載中の作品となります。ジャンプ+でも3話まで無料で読めるものになるので、少しでも気になる方はぜひ見てみてください!
あらすじはネタバレしないように主に1話の内容のみで書いています。主人公の紹介からはネタバレが含まれているためネタバレされたくない人はスキップして本誌を読んでください。
あらすじ
主人公の六平チヒロは刀匠である六平国重を父に持つ青年であり、刀鍛冶師としての修行を行っていた。六平国重は15年前におきた斉延戦争(せいていせんそう)を終結に導くような名刀を作り名をあげていた。そして38か月後、チヒロはある目的のために父の古くの友人である柴とともに行動を共にすることになる。それは奪われた6本の妖刀を探す旅であった。
作者は?
作者は外薗健(ほかぞの たける)さんです。2021年に『炎天』という作品で第100回手塚賞準入選を果たします。
すごいエピソードとしては他に、約10年間美容院に行っておらず、自分で髪を切っていたというものも・・・。マンガとは関係ないですが・・・すごい(変わっている)。
世界観
舞台は東京。刀社会であり自衛のために帯刀が許可されている世界です。
話の中心となる妖刀を操る敵だけではなく、「玄力」と呼ばれる生命エネルギーを用いて様々な妖術を扱う敵が出てきます。
父親の古くからの友人である柴さんも妖術を使える妖術師です。
妖術師は刀社会での治安悪化に対する自衛の手段として雇われることもあります。
主人公 チヒロの武器は
主人公のチヒロは妖刀1本を所持しています。
この刀の名前は「淵天」。父親が最後にうった幻の7本目の刀として登場します。
その能力は「涅(くろ)」「猩(あか)」「錦(にしき)」があります。
カグラバチ1話から
涅(くろ)
黒い金魚が現れ、刀を振るうことで斬撃が飛び多人数を切ることができる技になります。
さらにその技を進化させたのが「涅 千(くろ ちぎり)」。
黒い金魚が複数出てきます。小さな斬撃を一度に複数だし素早く放つことが可能になります。
猩(あか)
敵の妖術を吸収し、それを使用することが可能になります。
「猩」と呼ぶことで赤い金魚が現れ敵の妖術を吸収。再度「猩」と呼んだ後に吸収した妖術名をいうことで敵の妖術を発現することができます。
4話で「不落」というだるまを爆発させる妖術師に対して使用をしています。
錦(にしき)
錦の金魚が出現し、術者(チヒロ)の一挙手一投足に高密度の玄力を乗せ、一時的に力と速度を飛躍的にアップさせる技です。
個人的感想
この作品は妖刀を取り返していく旅がメインの目的になっています。
もちろん妖刀を用いてのバトルシーンは見ごたえがあり、双城との妖刀対決は圧巻でした。
しかし、7本しか登場しなさそうな妖刀だけでなく、玄力を用いての妖術という別の戦闘ツールがあることで戦闘のバリエーションが増えていき魅力が高まっている作品だと思います。
そして、その妖術も戦闘向きのものだけでなく、異空間を作り出す能力などもあり、さらには特異体質をもつキャラまででてきます。
今後の展開が楽しみな作品です。
さいごに
今回はおすすめのマンガとして「カグラバチ」を紹介させていただきました。
一人にでも興味を持っていただければ幸いです。
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