今回は今自分が読んでいるマンガの中で「次にくるマンガ大賞2024」にwebマンガ部門でノミネートされた作品のなかから『クソ女に幸あれ』について紹介をしたいと思います。
こちらのマンガはジャンプ+にて日曜日に連載中の作品となります。初回無料で読めるものになるので、少しでも気になる方はぜひ見てみてください!
あらすじはネタバレしないように書いています。登場人物の紹介からは多少のネタバレが含まれているためネタバレされたくない人はスキップして本誌を読んでください。
あらすじ
主人公の秋吉直(あきよし すなお)は現在大学1年生。中学校のときに幼馴染の彼女である西川檸檬(にしかわ れもん)と付き合っていたが、突然の「4股の告白」を受け失恋。予想だにしないふられ方によるダメージから誰かを好きになることはないと思っていた。
しかし、大学の先輩である小河原菜摘(こがはら なつみ)に恋をした。翌週には映画デートの約束であったが、偶然に元カノである檸檬と街で遭遇をしてしまう。気まずい直とは裏腹に、再開に単純に驚くだけの檸檬。一刻も早く檸檬のことを忘れ去ることを心に誓う直であったが、翌朝になるとその忘れ去りたい檸檬と入れ替わってしまっていたのだ。
しかも、檸檬には同居人がいたがそれは直の思い人である小河原先輩であった。ふいに訪れた同棲チャンス。喜びを隠せない直であったが翌朝になると各々の体に戻っていたのです。
そしてここから「日替わり入れ替わり生活」が始まるのでした。
「クソ女に幸あれ」第一話より
「クソ女に幸あれ」第二話より
作者は?
作者は岸川瑞樹さん。
九州大学の芸術工学部画像設計学科の2022年度の卒業生のようです。
今回の作品以外におすすめとしては読み切りの作品で「ガールフレンド」があるのでよければ検索して読んでみてください。
登場人物の紹介
秋吉直(あきよしすなお)
今作品の主人公。映画サークルに所属し、先輩の菜摘に思いを寄せている。
もう一人の主人公である西川檸檬と中学時代に付き合っていたが「4股をしている」という衝撃の告白があり別れてしまう。
しかし、大学生になった直は一日ごとに檸檬と体が入れ替わってしまうという状態に。
西川檸檬(にしかわれもん)
直とは元恋人かつ現在一日ごとに体が入れ替わってしまう状態に。
菜摘とは高校時代にバイト先が一緒であったという縁で現在ルームシェアをしている。
実は「4股をしている」というのは嘘であり、大学では人望の厚い人。実はクソ女なんかではなかったことが早々にわかる。
小河原菜摘(こがはらなつみ)
直と同じ映画サークルに所属し、檸檬と現在ルームシェアをしている。
直と映画を見に行くまでは意識していなかったが、徐々に直のことを意識し始めるようになっていく。
鈴鹿
直と仲のいい友達。檸檬に惚れてしまうが振られてしまう。
その後日は直と檸檬の人格が日替わりしていることを知る貴重な登場人物に。
個人的感想
ここからは多少のネタバレを含んでおります。
入れ替わりのシステム
この作品の特徴はやはり「人格の入れ替わり」であるところですが、今までの作品にはおそらくなかったであろう(あったらごめんなさい)「日替わりで入れ替わる」というところが新しいと思わされます。(『君の名は』に近いですが、あれは毎日ではなく不定期だった気がします。)
入れ替わりっぱなしであればなかったであろう悩みが生まれたりと「日替わり」ならではの書かれ方があります。
デートを代わりに行ってみたり、学祭用の映画撮影の演技を日替わりで行いそうな雰囲気もあります。(これを書いている時は29話までの公開です。)
入れ替わる相手
入れ替わる相手も「元カノ」「元カレ」という関係というのもなかなかなかったんじゃないかと思います。(あったらごめんなさい。)
しかも檸檬の方はまだ直に対して恋心があるという状態。今後どうなるのかが楽しみです。
4股というのも実は嘘
第一話からわかってしまう衝撃の事実。ではなぜそんなウソをついたのか。
そして早々に「クソ女」らしさがなくなってしまいましたが、直はまだ「クソ女」と思っているから(思っているのか?)成立しているでいいのか、それともまだ何か本当はあるのか。
でも正直いい娘というイメージしかもうないですが・・・。
鈴鹿が実はいいやつ
檸檬に接することで(正確には檸檬になった直に接することで)女性に対する偏見を少なくしていく鈴鹿。しかしその後に失恋してしまうが、檸檬の相談相手になったり素直に対して的確なアドバイスをしたりと、最初のイメージとは異なり実はいいやつ感がでてくる彼。
今後いいことが起こるといいなぁ・・・。
さいごに
今回は次にくるマンガ大賞2024ノミネート作品である「クソ女に幸あれ」についての紹介として書きました。
投票は7月8日の11時までなので興味があればのぞいてみてください。
投票サイトはこちら。
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