マイホーム⑩ 間取を考えるその前に!まずは駐車場と庭を考える。

生活・家

前回までが「平屋」「二階建て」「1.5階建て」「地下室」といった建物の種類についてそれぞれをまとめました。

気になる方はそれぞれをクリックしていただければメリット・デメリットのページに移動できます。

今回はいよいよ間取りを考えるその前に、まずは大きな幅を取り、今後の間取りに影響を強く及ぼす駐車場と庭について考えていきたいと思います。

「そもそも庭はいるのか」「庭があると大変なことって?」「駐車場は夫婦で2台でいいよね」「縦列?並列?止め方は?」といった疑問について考えていきたいと思います。

結論

自分は庭はなしに、駐車場は今の台数より多くとりました。

庭は必要か不要か

まずは庭の問題について。正直都内の住宅では庭をとるほどの土地の余裕がないように勝手に思ってしまいます。

さて、個人的に不要と思っている庭についてメリットとデメリットを。

庭を作るメリット

庭を作るメリットは下記のようなものがあります。

  • 四季を感じられる
  • 日当たり・風通しがよくなる
  • 子供の外遊びに
  • 多目的に使える場所になる
  • プライバシーの確保
  • 洗濯物が干せる

他にも「倉庫を置くことができる」「作りによっては部屋の一部のようにできる」などがありましたが、これらは庭はなくても倉庫はおけるし、それなら部屋を作ればよいのではという気がするので個人的にはメリットにしませんでした。

四季を感じられる

庭を作る最大のメリットとしてこちらがあがります。

庭に木々を植えることで新緑や紅葉、冬枯れなどをみることができるため四季にふれ五感が刺激されやすくなります。

これは感受性や感情を豊かにする効果があるとされています。

木々を植えることで虫や鳥の鳴き声、風のせせらぎなどを聞きリラックス効果も得られるかもしれません。

日当たり・風通しがよくなる

庭を作ることで隣家との間に距離が生まれます。

そのため隣家による日陰が建物にかかることを防ぐことが可能になります。

それにより日が当たり一日中日が入る家を作ることもできます。

また、スペースが空けばそこに風の通り道ができるため湿気などがたまりにくくもなります。

子供の外遊びに

庭のメリットのうちで忘れてはならないのが子供の遊び場でもある点。

家の中だけでなく外で遊ばせることも重要ですが、あまり出かけられないという場合には庭を作ってそこであそんでもらうというのも一つの手です。

多目的に使える場所になる

晴れている日は庭でティータイムなどのおしゃれな時間を過ごしたり、休日はバーベキューやプチキャンプを楽しむなど様々な目的にも利用することが可能です。

また、家庭菜園を行うこともできます。

プライバシーの確保

特に南側が庭になる場合、庭がない状態では隣家と近くなるため、相手側からリビングが丸見えになってしまう可能性もあります。

庭を作ることで物理的に遠くできるほかに、木を植えることで視線を遮る効果も得ることができます。

洗濯物が干せる

庭があることで洗濯物を干すのに二階のベランダを利用せずともそのまま一階で干すことが可能になります。

庭を作るデメリット

次に庭があることのデメリットについても触れておきます。

  • 管理の手間暇がかかる
  • メンテナンス費用もかかる
  • 家や駐車場に影響がある
  • 空き巣に狙われやすくなることも

では一つずつ見ていきます。

管理の手間暇がかかる

最大のデメリットがこちらになります。

めんどくさがりの人には絶対におすすめしないのがこの理由。

庭に生えている草木も生き物なので成長をします。

そしてこちらが望んでいない雑草さんたちもぐんぐん成長するため草刈りが必要になります。

放置しすぎるとツタなどで隣家にも被害が出ることも。

メンテナンス費用もかかる

作るときにもコストがかかりますが、雑草が出てくれば除草剤を巻く必要もでてきます。

植樹などしていれば大きくなると自分または業者にお願いして剪定をしてもらう必要も出てきます。

家や駐車場に影響がある

庭を作るということはその分土地が取られてしまうため、メインの建物の大きさにも影響が出てきてしまいます。

空き巣に狙われやすくなる場合も

庭が広く、植樹で目隠しされていたり、高い塀で覆うとその分空き巣にとっては侵入しやすくなってしまいます。

自分の背が隠れるほどの高さであればなので、低めの木々や塀であれば問題ないかとは思われます。

庭のまとめと自分の感想

メリットがデメリットを上回れば庭を作るのは良いと思います。

しかし、残念ながら自分の場合はメリットがあまりなくデメリットが上回ってしまいました。

近くに公園が片手足りないくらいの公園があるため、庭ではなくそこで遊ばせればいいやと考えた点と、どうしてもカーポートが欲しく、家の間取りに関しても妥協ができなかったため庭にあたる部分は本当に通路分しか作りませんでした。

ただ、ウッドデッキは作ったのでそこで洗濯物を干すことができ、BBQもできる予定です。

駐車場はどうすればよいか

今回はメリット・デメリットではなく場合分けで考えていきます。

そもそも車を持たない人の場合

これは駐車場は全くいらないパターンです。

主に都心で暮らしている方で普段から車に乗らない人は作る必要がありません。

ただし今後車を買う可能性があれば注意が必要です。

周囲に月極の駐車場がない場合などは作っておくのが無難になることもあります。

車を所持している人の場合

車社会であり車が必要な方は駐車場を持つ必要があります。

外の月極駐車場を借りるという手もありますが、車を所持している間ずっと固定費でお金がでていくのはつらいものです。

この場合は駐車場をつくる必要があります。

しかし、次の場合にわけて考えましょう。

子供がいない、または巣立っている場合

この場合駐車場の台数は夫婦ともに使っているなら2台分でよいでしょう。

子供がいるがまだ大きくない場合

この場合は夫婦の2台分とさらに子供の数だけ駐車場を作る必要が出てくる可能性があります。

それは今はいらなくても、18歳をすぎて大学生になった時に免許は撮ったが自宅暮らし継続となるとその分車社会ならば子供の分も止められるようにしておかないと、月極駐車場に毎月お金を支払いかねません。

来客用の駐車場は必要か

結論不要と思われます。

ただ、毎日誰かやってくるよーみたいな特殊な場合はあった方がいいかもしれませんが、そうでなければ近場の駐車場に停めてもらうなどでよいかと思います。

駐車場の自分の感想

自分の場合は子供がいるため余分につくりました。

成人するまでは免許がとれないため、その間は祖父母がきたときの駐車場として利用されていますが、普段は広いスペースになっています。

今後はしばらく自転車などを置くスペースになることが予想されます。

さいごに

庭を作るかやめるか、駐車場は必要か不要か、必要なら何台分どれだけ必要かというのをまず考えないと、家の間取りは決められません。

先に決めてしまい、駐車場が足りないとなるとそれまでの間取りを考えた時間が無駄になってしまいます。

みなさんも間取りを考える前にまずは「庭」と「駐車場」をどうするか考えてみましょう。

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