今回は家に必ずはなくてもいい、ちょっとした贅沢(?)な空間である書斎について記載をしたいと思います。
- 書斎なんてつくるスペースないよ
- 書斎って実際使うの?
- どれくらいのコストがかかるの?
といった質問にお答えできればなと思います。
個人的な意見が爆発でボリューム差がでていますがお気になさらずに。
他の家づくりの記事はこちらをご参照ください。
書斎の必要性
冒頭で記載したように、絶対必要かといわれると不要です。
この不要という意味は「無くても生活できる」という意味になります。
中には仕事柄必要だという人がいるかもしれませんが、やろうと思えばリビングでだって仕事はできます。
オンライン会議があるならその時間だけ寝室でやるでもいいです。
そう、絶対的に必要なわけではないのです。
ただ、相対的にやはり必要という人も多くいるとは思います。
こんなに書いておいて我が家には夫婦それぞれで2つの書斎があります。そして、使っていないから上のようなことをかいているんだと思われるかもしれませんが、一日最低2時間は使い、土日は8時間くらいつかっていることもあるくらいヘビーユーザーです。
しかし、あえて言うならば絶対必要ではない!贅沢品として堪能しています!
書斎のメリットやデメリットは
そんな贅沢品として使用している書斎ですが、メリットもあればデメリットもありますので紹介です。
メリット
- 仕事のオンオフがつきやすい
- 趣味の時間にも利用できる
- 重要な資料をきちんと保管できる
といったメリットがあると思われます。
仕事のオンオフがつきやすい
隔たった空間で作業をすることは仕事とそうではない時間を明確に分けることができます。
リビングで仕事を行うこともできますが、やはりテレビが気になったり、子供にちょっかいを出されたりしてしまうので、仕事を集中して行いたい方には書斎はあった方がいいかもしれません。
趣味の時間にも利用できる
仕事以外にも趣味に対して没頭できる空間を作れるかもしれません。
こっそりゲームをするもよし、ガンプラやフィギュアなどを作ったり飾ったりするも良し、好きなYouTubeをみるもよし。
重要な資料をきちんと保管できる
決まった部屋での作業であればその部屋にしまっておくことができますが、リビングなどで作業をする場合には保管が難しくなることもあります。
そうならないように在宅での仕事をしている人は書斎があったほうが便利だと思います。
デメリット
一方でデメリットは次のようなものがあります。
- 家族と過ごす時間は減る
- 居住スペースや収納が減る
- ただの物置になることも
家族と過ごす時間は減る
一人でこもるのでそれはそうですよね。
「日中で他の家族がいないときにだけ使うから、家族と過ごす時間は減りません!」
という場合はそもそも家族がいない時間でリビングで作業をすればいいと思います。
居住スペースや収納が減る
スペースは有限なので必ずどこかを圧迫します。
そうすると煽りをくらうのは居住スペースや収納部分になってしまいます。
唯一の解消法はスペースを広くすることですが、それは建築費用の増大を意味します。
ただの物置になることも
自分もそうでしたが、本やカバンを置くだけの物置になっていた期間が1年以上あります。
ブログを始めるようになり作業スペースとする習慣ができましたが、そうでなければお金をかけて作った物置に一生なっていたかもしれません。
大きさはどれくらいでできるのか
一般的には1~3畳でつくることが多いようです。
それ以上になると書斎というより一つの大きな部屋になってしまいます。色々置けますが逆に広すぎると集中ができないようです。
我が家には次の2つの書斎があります。
1つ目は2畳の自分の書斎。棚や机は一条工務店さんで選んで設置してもらいました。
現在ものがかなりうまっていますが、広さとしては十分です。
現在ノートパソコンですが、デスクトップを置いても余裕があります。
もう一つは3畳の妻の書斎になります。今まで使っていた机を搬入し、プリンター台に本棚が設置してあります。
知り合いで1畳の書斎を作った人がいますが、基本的には机と椅子くらいで終わってしまうようであり、後ろに小さ目の本棚を置くかどうかになるようです。
どこに設置するのがいいのか
書斎を設置する場所としては大きく分けて3パターンあります。
- 寝室に隣接させるパターン
- 独立して廊下に接するパターン
- 寝室以外の部屋に隣接させるパターン
となります。
寝室に隣接させるパターンの良し悪し
我が家でいうと妻の書斎がこのパターンになります。
良い点
- 他の家族が入りにくい
- 他の部屋からの音の影響を減らせる
悪い点
- 寝室に光が漏れる可能性も
- 妻または夫が寝ていると音を出しづらい
寝室が廊下との間に入るので他の部屋からの音や書斎からの部屋の音が他の部屋に聞こえるのはかなり小さくなります。また、寝室が間に挟まることで他の家族は書斎に行きづらく荒らされるリスクは減ります。
しかし、隣接する寝室には光や音が漏れるため夜遅い時間には使いにくいというデメリットがあります。
独立して廊下に接するパターンの良し悪し
我が家でいうと自分の書斎がこれに当たります。
良い点
- 夜遅くても気にならない
- 行き来はしやすい
悪い点
- 他の部屋からの音が入ってきやすい
- 侵入されやすい
他の部屋を介さずに入れるため行き来は楽です。また、寝室に接しているなどではないので、光が漏れても廊下だけであり多少の音なら迷惑にならずに済みます。
しかし、クッションとなる部屋がないので、他の部屋の音は聞こえやすくなります。
特に、自分が失敗したのは、そこしか場所がなかったとはいえ階段を上った目の前に設置してしまいました。ちなみに階段はリビング内にあるので一回の音がダイレクトアタックをしてきます。そのため一階の生活音(テレビの音や子供の遊んでいる音)が入ってきやすいです。(扉を完全にしめれば多少は小さくなりますが。)まぁ、裏返せば一階で呼ばれてもすぐに反応はできるというメリットはあるかもしれません(主に呼ぶ側の)。
また、小さい子供がいるご家庭は気を付けてください。書斎の回転する椅子は子供にとってアスレチックのようなもの。すすんで部屋に入ってクルクル回っていたりします。手の届く高さに壊れやすい貴重品を置けなくなります。
寝室以外の部屋に隣接させるパターンの良し悪し
このパターンはうちにはありませんが、少しあこがれはありました。
例えばウォークインクローゼットの先に書斎があるなどのパターンです。
良い点
- 他の部屋からの音の影響を減らせる
- 隠れ家的でかっこいい
悪い点
- 他の部屋を介す場合は通り抜けがめんどくさい
- ウォークインクローゼットを介する場合、ほこりがつく原因になる
寝室に隣接している時と同じで他の部屋からの音の影響は消せます。さらに寝室でのデメリットも消すことができます。
悪い点としては通り抜けるときにどうしても空気の流れができて部屋の外のチリやほこりをウォークインクローゼット内にいれてしまうこと。
個人的には隠れ家的で「秘密の部屋」感があっていいと思っています。
どうしてもスペースがなく書斎は作れないけど仕事できるスペースが欲しい
そんな方はリビング内などのスペースにゆとりのある場所に書斎コーナーとしてワーキングスペースを作ることもお勧めです。
書斎とは異なり個室にはなりませんが、工夫次第ではしずかなスペースとなることもあります。
例えば階段を上がった二階のホール的な場所に作成すれば音は聞こえても子供から邪魔はされません。
また、可能かどうかわかりませんが、階段下スペースを利用する手もあります。
よく階段下の物入れとして利用される部分ですが、高さに制限はあるものの、1畳のスペースはあるのでドアをつければこもることもできるかも。(いろいろな法律的に問題がないかは各ハウスメーカーに相談してください。主に採光の問題など)
さいごに
今回は書斎についての記事を書きました。
個人的には隠し扉での書斎がほしかったのですが、一回断念をしました。ちなみに想像していたのは「本棚が実は動かせて一緒に扉が開く書斎」。だれかやっている人がいたら教えてもらいたいです。
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