今回は1996年に制作されたインデペンデンスデイの紹介となります。
こちらの作品は何度も見返した覚えがあります。最後が感動するんです。
個人的感想ではネタバレを含んでいるのでまだ見ていない方は見ないでください。ぜひネタバレ前に鑑賞を!
ストーリー
7月2日、ニューメキシコ州で地球外生命体からの信号をキャッチ。それは月からの信号であった。大気圏外で巨大な宇宙船が確認され、そこから40個ほどの物体に分裂。1つの大きさは直径24㎞と巨大な宇宙船であった。それはニューヨークやロサンゼルス、ペルシャ湾やロシアなど世界中の大都市上空に出現。アメリカ政府は宇宙人との交信を試みるが、ケーブルテレビの技師のデイヴィッドは宇宙人同士の攻撃指令をキャッチ。大統領に直訴をするが時すでに遅し、宇宙船の主砲攻撃によって主要都市は壊滅してします。
7月3日、地球側の反撃として宇宙船への攻撃が開始されるも船のバリアーによって無効かされてしまう。攻撃部隊の唯一の生き残りのスティーブン・ヒラー大尉は宇宙人を一人捕虜として生け捕る。そこから宇宙人の目的を知ったアメリカ大統領は核兵器の使用を決断するが・・・。
7月4日、そして運命の日・・・。
タイトルに込められた意味は
インデペンデンス・デイとは日本語で「独立記念日」という意味です。
そう、最終決戦の日7月4日はアメリカの独立記念日なのです。
しかし今回のタイトルの意味はアメリカの独立記念日を言っているわけではありません。宇宙人から地球が独立できるかどうか、インデペンデンスデイとなりえるかという点です。
デイヴィッド・レヴィンソン役 ジェフ・ゴールドブラム
この方の代表作(勝手に思ってる)といえばジュラシックパーク・ジュラシックワールドシリーズでしょう。
シリーズ1作目から登場しイアン・マルコム博士として登場します。以降6作中4作で登場。インデペンデンスデイでもそうですが、ほかの作品でも博士や教授役をしている作品も多いよう。
そしてマーベルシリーズにも「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」「マイティ・ソーバトルロイヤル」にも出演しているようです。
ちなみにプライベートではジャズバンド「The Mildred Snitzer Orchestra」を結成し地元で演奏をすることもあるようです。
スティーブン・ヒラー大尉役 ウィル・スミス
過去にアカデミー主演男優賞の受賞1回、ノミネート2回、ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネート3回という経歴。
代表作としてはインデペンデンスデイやメンインブラックなどがあります。比較的最近のものとしてはディズニー映画「アラジン」の実写版でジニー役でも出演をしています。
もともとは1987年にラッパー活動でデビューをしており、1990年から俳優活動をスタート。その後どんどん有名になっていくなんて才能を感じますね。
2022年にアカデミー賞の授賞式で事件を起こしてしまいましたが、今後もいい作品を残してもらいたいなと思います。
個人的感想
以下はネタバレを含みますのでまだ見てない人は読まないでください。
敵からのファーストアタック
宇宙船からの最初の攻撃のときの映像はかなりの迫力がありました。今見返してもそこそこの迫力を得られます。そしてファインプレーだなと思ったのはヒラー大尉の恋人。トンネルでの逃げ方ですね。トンネルで爆発事故が起こったら自分もそうしようと思いました。(そんな事態があまりないだろうし、咄嗟に体は動かないだろうけど)
そしてもっとファインプレーはデイヴィッドの元妻ですかね。あんな忙しい局面で元夫から連絡きても絶対電話に出ないでしょうねふつう。あと数分対応が遅かったら大統領もろともやられていたでしょう。
反撃の唯一の生き残り
攻撃は失敗に終わってしまいますが唯一ウィル・スミス演じるヒラー大尉だけは生き残ります。あのスリルあるカーチェイス、いや車ではないからファイターチェイス?は圧巻。減速でつかうパラシュートを目隠しにするなんて発想がすごい。もっとすごいのはパラシュート脱出したあとの威嚇&素手での攻撃。宇宙人に対してパンチをする勇気はない・・・。
エリア51
実際にラスベガスの北北西約200㎞にあるそうですが、噂として宇宙人を捕まえているとか、UFOを運び込んで研究されているという噂があるとか。
そんなエリア51が本作でもでてきますが、当初大統領にはつたえられておらず、元CIA長官・現国防長官がその存在を明らかにします。「新聞もまんざらでっちあげではないんです」と。それに対するデイヴィッドの反応がすばらしい。「え?どの辺が?」というあの顔!役者さんってすごいなと思います。
内出血
大統領夫人が医療施設に運び込まれたときにはすでに手遅れのようであり、医者と思われる人がこういいます。「全力をつくしましたが、もう少し早ければ」「実はひどい内出血がありまして、もう少し早ければ」「出血が止まらないんです。お気の毒ですが、手遅れです」という発言をいいます。(日本語吹き替え版まま)
一つ疑問が、そんな止まらん内出血(?腹腔内の出血?)あれば意識なくなりそうというかもっと痛がりそう。というか緊急で手術してとめるとかないのだろうか?輸血をしているわけでもなさそうであるが緊急事態で不足しているのか、貴重だから手遅れの人につかってもなという感じなのでしょうか。
最後の戦い
ミサイルがでないアクシデントがありましたが、見返すと出撃前にミサイル発射スイッチを押してキャンセルしている描写がありました。これが原因??
それはさておき、ここが一番の感動シーン!!ここ以外はただのおまけと思っています。
ミサイルを発射できなかったパイロットは普段農場での農薬散布をするアル中のおっさん。かれはベトナム戦争から帰還後、一度エイリアンに連れ去られた(と主張する)過去があります。
そんな彼はエイリアンに復讐するために民間パイロットとして志願。そして最後のミサイルをうつという大役を担うことになりましたが、システムエラーで発射できず。しかしもう他の機体にはミサイルがない絶対絶命。
そして機内の写真をみつめて心を決します。
「頼みがあります、俺の子供たちに愛してると伝えてくれ」そう言い残してカミカゼアタックをし敵の宇宙船を撃墜します。
こういう自己犠牲的なシーンはもう大概感動ですよね。アルマゲドンとか。
さいごに
この記事を書くためにもう一度見返しましたが、やはり何回見ても突撃シーンは感動します。
今回は『インデペンデンスデイ』の紹介をさせていただきました。
ぜひ皆さんも一度ご覧になってください。
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