『マインクラフト』のすすめ 感想・途中からネタバレ

今回は4月25日から日本公開された『マインクラフト/ザ・ムービー』を見てきためその感想を書かせていただこうと思います。

最初にいってしまうとゲームのマインクラフトをやったことがあったり、YouTubeの動画などを見ていれば楽しめるかと思いますが、ゲームの「マインクラフト」を知らない人にはあまり楽しめないかもしれません。

子供と一緒に見るにはとっても良かったかなと思うので一応感想とおすすめをさせていただきます。

あらすじ

少年時代から鉱山での採掘に憧れを持っていたスティーブは、子供の時に鉱山に入り込もうとするが追い返されてしまう。順調に大人になったスティーブは全く違う職業につくが、鉱山で採掘をする憧れを思い出し再び鉱山へ向かう。当時追い返されてしまったが、鉱山に入ることに成功したスティーブは洞窟内を掘って掘って掘りまくる。そこで不思議に輝くオーブとそれを入れるクリスタルを見つけてしまいます。その二つを合わせると突然ゲートが開き、「オーバーワールド」と呼ばれる異世界につながりました。その世界で様々なものを創造しながら、仲間になったオオカミのデニスとともに楽しく暮らし始めましたしかしある日、創造を憎む魔女のマルゴーシャが支配するネザーへ迷い込んでしまいます。マルゴーシャはスティーブがもつオーブとクリスタルを手に入れようとします。それを手に入れると世界を牛耳る力が手に入るからです。スティーブはデニスにオーブとクリスタルを託し現実世界に逃がします。そして、月日がたちそのアイテムをビデオゲーム店を経営するギャレットの手に渡り・・・。

タイトルの意味

『マインクラフト』はゲームの名前ですが、「マイン」と「クラフト」と分けることができます。

「マイン(MINE)」とは私のモノという意味のほかに「鉱山」「地雷」「採掘する」「宝庫」という意味があります。

「クラフト(CRAFT)」とは「手技」「工芸品」などといった意味になります。

素材を採掘してそれを組み立てていくというゲームなので、ゲーム内容を端的に表しています。

そもそもマインクラフトは2011年に発売(最初のα版は2009年に公開)されたゲームになります。2014年にマイクロソフトによって25億米ドルで買収され、当時の販売本数は6000万本と「世界で最も売れたインディーゲーム」としてギネス世界記録に認定されています。

2020年には世界ビデオゲームの殿堂に選ばれ、2023年には売上が3億本を突破したようです。

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キャスト

今回は以下の3人をご紹介です。

ギャレット・“ザ・ガベージ・マン”・ギャリソン役:ジェイソン・モモア

ネイティブハワイアンの父とドイツ系アイルランド人の母の元に生まれ、19歳のときにモデルとして活躍し始めました。

その後俳優としても活躍をし、テレビドラマシリーズの『ゲーム・オブ・スローンズ』にも出演。

映画では『アクアマン』や『DUNE/砂の惑星』、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』などにも出演をしています。

スティーブ役:ジャック・ブラック

母親がユダヤ系であり本人もヘブライ語学校にかよっていたようです。13歳の時にコマーシャルデビューをし、大学時代に劇団「アクターズ・ギャング」に参加。映画では『スクール・オブ・ロック』で全米初登場1位を記録する大ヒットとなりスターの仲間入りを果たします。

音楽でも活躍をし、グラミー賞でベスト・メタルパフォーマンス賞を受賞しています。他にも『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』で劇中歌の「ピーチス」でビルボード56位を記録、今回の映画の「溶岩チキン」も78位にランクインし、34秒というチャート開始以来最も短い曲の記録を更新したようです。

ナタリー役:エマ・マイヤーズ

フロリダ州オーランドに生まれ、ホームスクールで学び、学校には通ったことがないようです。

16歳から本格的に女優をはじめ、Netflixシリーズの『ウェンズデー』でブレイクをしました。

映画自体はWEB配信映画を含めて5作目のようです。

個人的感想と見どころ

この先はネタバレがたくさんあるので、ネタバレされたくない方はそっと閉じてください。

冒頭のシーン

CMでもみた冒頭のスティーブのシーン。はじまりは子供時代からで、このまま物語が始まるかと思ったらあっという間に大人に。

まぁここはねいいとして、憧れの採掘を行って異世界へつながるアイテムゲット!もいいとする(話が進まないから)。

その後が怒涛の建築物ラッシュからのネザーへ行き捕まってしまう。そして話の展開についていけない自分(笑)

子供がマインクラフトをやっていたのでかろうじてわかるのですが、展開が早い早い!そもそもなんでネザーへの入り口が開いて、堂々と中に入っていったのか??そりゃあんたつかまりますよと。

ゲームの実写版だから基本的にゲームをやったことがある人や知っている人が見に来るんだろうけど、もうちょっと世界観の説明があってもよかったかなとは。

様々なアイテム

劇中では様々なアイテムが登場します。

例えば建物を建てるためのブロックは勿論ですが、剣や盾、エリトラという空を飛ぶアイテム、エンダーパール(ワープできる道具)などなど。

勿論原作のゲーム通りクラフトで作成をしていくアイテムも。劇中ではバケツヌンチャクが作られていましたがあまり攻撃力はなかったのか(スティーブはK.O.できたけど)。

個人的に一番好きな作成アイテムとしては「スティーブの溶岩チキン」一択です。というかあのシーンの唄がツボにはまっただけなんですが(笑)

そして一番タメになったのがバケツの水。マイクラ初心者の自分はバケツの水で着地時のダメージを回避できるとはしらず、映画終了後にしらべてみちゃいました。いや~タメになる映画だ。(笑)

エンダーマン

ゲーム内では目を併せなければ襲ってはこないものの、一度敵対関係になるとテレポート能力を駆使しての攻撃、そもそも高い攻撃力と高い体力がありかなりの強い敵とされています。(自分は戦ったことはないです。)

劇中でも勿論出てくるのですが、ヘンリーががむしゃらに剣をふるっているところに勝手にワープしてあたりに来てくれるという・・・。「あれ、雑魚敵なの?」と勘違いしてしまいそうな弱さ。

調べても強いらしいことが書いてあるんだけど・・・。4歳の息子もエンダーマンを恐れて逃げるのに・・。

もう少し工夫した倒し方とかしてほしかったな・・・。

ギャレットの見せ場??

ギャレットは最初はさえないキャラとして描かれ続けます。

過去の栄光にすがって生きていたり、見栄を張ってみたり。

なんなら手癖が悪くキューブをヘンリーから盗んでみたり、自分の私利私欲のために遠回りをしてダイヤモンドを回収しに行ったり・・・。

そしてチキンジョッキーにぼこぼこにされてみたり。

しかし、そんなギャレットに見せ場が訪れます。

オーブを回収して館を脱出した後の橋の上での戦い。ヘンリーをガストの乗り物に放り投げ逃がしたのちにスティーブも乗り込みますが、ギャレットは一人囮(?)になり橋の上で戦いを続けます。そしてあえなく爆発に巻き込まれ・・・。あのシーンは犠牲愛を好む自分的にはかなり高ポイントでした。(インデペンデンスデイの特攻シーン好き)

でも、絶対にお亡くなりになったと思ったら最後普通にピンチに駆けつけてくるというね。「うぉー」という感情より「えっ、何で?」っていう感情が勝りました。

村人が!?

モブキャラの村人。もちろんこの作品にも登場をします。

しかし、その中で一人だけリアル世界に行ってしまう村人・ニットウィットがいます。劇中でどのような役割が持たされているのかと思ったらヘンリーが通う学校の副校長と普通に(?)恋愛が始まります。

そしてエンドロール。

しかしここで終わらずにデートの翌日シーンが描かれますが、村人が現実世界の言葉をしゃべっている!?

どうやら車にはねられたことでうんたらかんたらって感じらしいですが、それよりも副校長が村人の言葉をしゃべっているのにも驚き!いや、いくら愛は国境を越えたって言語習得には時間かかるし、なんならあれは言語なのか??

さいごに

今回は『マインクラフト』をおすすめしてみました。

個人的には比較的には面白かったかなと思ったので皆さんも一度見てみてはいかがでしょうか。(マイクラの知識を入れてから)

以前書いたおすすめの映画の記事は下からご覧ください。

おすすめ映画はこちら。

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