ジャズの歴史

雑記

昨日はラ・ラ・ランドの記事を書きましたが、正直『ジャズ』についてあまりよく知らないため調べてみました。

発祥の地は?

ジャズの発祥の地はアメリカのニューオリンズとされています。ニューオリンズは1718年にフランスによって開拓され、1803年にはアメリカ領となりました。ここは港町であり、19世紀にはアメリカ人はもちろんのこと、フランス、スペイン、イギリス人や黒人奴隷が混在する場所であり、多種多様な文化であふれていたようです。

ジャズがどのようにして生まれたか

アフリカの音楽とヨーロッパの音楽の融合によりジャズを生み出す基盤が生まれましたが、そもそもどうして融合がおこったのか。それは当時アフリカから奴隷として連れてこられた黒人とフランスやスペインといったヨーロッパの入植者との間に生まれた『クレオール』と呼ばれる人々が関係をします。彼らは黒人と異なりある程度の身分を与えられていました。(白人からしたら自分たちの子供たちですからね。)そのため、ヨーロッパのクラシック音楽を他の黒人たちに伝える役割を担うことになりました。その結果、ヨーロッパの音楽とアフリカの音楽が融合するようになりジャズの基盤となったようです。その後、南北戦争を経て軍楽隊の所有していた楽器が質屋に払い下げられ、トランペットやサックスなどの楽器を安く購入できるようになりました。今まで黒人に普及しなかった楽器が手に入るようになりジャズの発展につながりました。

ジャズの種類

ジャズと一言でいってもその種類は様々です。

まず始めに1910年代にディキシーランド・ジャズ(ニューオーリンズ・ジャズ)が誕生します。トランペットやトロンボーン、クラリネットの3管を中心とした編成で演奏するジャズで、ニューオーリンズ出身のオリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンド(ODJB)によって広く知れ渡ることになります。このディキシーランドジャズは全体的に明るい雰囲気の曲が多くマーチングバンドや20世紀初頭に流行したダンス音楽に影響を受けています。

その次に1920年第から1940年代にかけて主流だったのがスウィング・ジャズです。これは娯楽性の強い大衆のための音楽で、ビッグ・バンドスタイルによるものでした。華やかな音と跳ねるようなビートが特徴的なもので、主にダンスパーティーで演奏されていました。

このスウィング・ジャズに対して反発し、即興演奏を主体としたビバップが生まれます。スウィング・ジャズがビッグ・バンドだったのに対してビバップは少人数で編成されるのが特徴的です。

その後、リラックスした軽いサウンドが特徴のクール・ジャズやアメリカ西海岸一帯で演奏されていたウエストコースト・ジャズ、アメリカ東海岸で演奏されたハード・バップなどが生まれます。これらをまとめてモダン・ジャズと呼ばれるようです。

1960年代末にはエレクトリック楽器を導入したエレクトリック・ジャズが生まれていきます。

おわりに

この他にもまだまだいろんなジャンルがあるジャズ。相当奥は深いようです。

とりあえずは聞いて覚えますかね。今晩はジャズを聴きながらリラックスして勉強でもしようかな。

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