災害のための備蓄として、アルファ米の特徴や種類について

雑記

南海トラフ地震の広がりが懸念される中、取れる防災処置をということで今回はアルファ米についての記事を作成してみました。

  • アルファ米って何?
  • 白米以外になにかあるの?
  • どれくらい持つのか?

といった疑問を持つ人には最後まで読んでいただければと思います。


アルファ米とは

アルファ米の「アルファ」とはデンプンの状態を表します。

生米は硬くて食べられないものですが、これはデンプンが人間には消化しにくい「ベータ化」状態であるからです。

加熱調理し、ふっくら焚かれたお米はデンプンが変性しやわらかく消化しやすいお米に変わります。このときのでんぷんは「アルファ化」した状態になります。

アルファ化状態のお米をそのまま冷やすとベータ化状態に戻ってしまいます。

そこで、急速かつ水分をコントロールして乾燥させることでアルファ化を保った状態で乾燥させることができます。

この状態に水やお湯を加えると乾燥したお米に水分が行き届き炊きたてのような触感を取り戻すことができます。

種類は?

今回ご紹介させていただく「アルファー食品」さんのオンラインショップには様々な種類のものがあります。

普通の「白米」のほかに「まいたけと根菜のおこわ」「ひじきご飯」「しょうがご飯」「わかめご飯」などのほかにも、「ドライカレー」「野菜ピラフ」「白がゆ」などもあります。

また、ご飯もの以外にも「ぜんざい」「おこげ コンソメ味」など様々なものがあります。

種類に関しては他にもあるため下記の画像からオンラインショップにとんで確認していただくとわかりやすいと思います。

どんなシーンで役立つのか

保存食として使うだけでなく、様々なシーンで役に立つと思います。

災害時

今回の冒頭でもあるように、災害時の非常食としておすすめです。

地震などの災害時には電気やガス、水道といったライフラインが途絶えてしまうことはよくあることです。

今回ご紹介したアルファ米とペットボトルの水をストックしていただければライフラインが途絶えたとしても安心してご飯が食べられます。

登山に

登山でもその利用者はいるようです。

調理は簡単であり水またはお湯をそそぐだけですむため、余分な材料や機材を必要としません。

暖かいものをたべたければケトルでお湯を沸かす必要がありますが、そうでなければペットボトルの水で十分です。

また、ゴミ自体もでたとしてもペットボトルとパックだけなので片付けも楽な点が登山でも使われている一因となっています。

どれくらい日持ちするのか

結論から言えば約5年間保存ができます。

アルファ米は乾燥をさせることから、微生物が繁殖で必要な水分がありません。

そのため微生物の繁殖を防ぐことができます。そのため腐敗も防げます。

パッケージには酸素を通しにくい素材が使われており、脱酸素剤とも相まって酸化することなく味わいが保たれます。

ローリングストック

災害がこなければこれに越したことはないですが、そうするといづれ日付切れしてしまいます。

その時の考え方としては、古いものを使って新しいものを準備しておくという「ローリングストック」になります。

備蓄品を無駄にしないという点や味などをあらかじめ理解しておくということにも役立ちます。

また、すべてのものを一度に買い替えるという方法よりも、分割して時期をずらすことをお勧めします。

というのも、人数分・3日間となると2人暮らしで18食、4人暮らしで36食となります。5日分となるとそれぞれ30食、60食となります。

安いものではないためまとめて買うとそれなりの値段になってしまいます。

幸い5年と長持ちするため2年に一回程度で半分ずつくらいを買い足して消費するのがいいかと思います。

新しい商品がでてきたり、味の好みを探したり、そして防災訓練と称して家族で体験してみるのもいざというときに役立つ経験になると思います。

さいごに

今回はアルファ米についての紹介でした。

下記にAmazonとアルファー食品さんのリンクを貼りつけたので良ければ参考にしてみてください。


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