今回は寝室についての記事となります。
家を建てたときの自分の考えだけでなく一般的なことも記載をしていきます。
- 寝室なんて考えることある?
- 大きいほうがすごしやすいよね!
- 広さを決めるポイントはあるの?
という方は是非最後までよんでみてください。
今回特に自分の考えが強くでていると思いますので参考程度に読んでみてください。
寝室は一日で一番長くいる場所
寝室と聞いてイメージするのは勿論「寝るための場所」だと思います。
実は働いている人の場合、一番多くの時間滞在するのが寝室です。
例えば朝7時過ぎには出勤して18時過ぎに帰ってきたとします。
台所で料理をしてダイニングでご飯を食べ、お風呂にも入りあっという間に1時間~2時間がたってしまいます。
20時頃から寝る前まで4時間だらだらとリビングですごし、24時から寝て6時に起床し朝の準備をしてまた出勤・・・。
と考えるとリビングにいる時間は4~5時間ほど、寝室は6時間程度となるのでやはり寝室にいる時間が一番長いはずです。(なかには自分のように5時間くらいしか寝ないよという人もいるかもしれませんが。)
寝ているため「いる」という感覚はあまりないと思いますが家の中で一番長く過ごす場所は快適な空間にしたいですよね。
寝室でそもそも何がしたいか
そんな寝室で皆さんは何がしたいでしょうか?
- もちろん寝たい!
- 寝る前に読書をしたい!
- プロジェクターをつけて映画などを見たい!
- 朝の化粧をしたい!
- 着替える場所にしたい!
- 書斎も兼ねたい!
などの意見が出ると思います。皆さんは何個あてはまるでしょう?
中には上記以外のやりたいこともあるかもしれません。
おそらく寝室なのに「もちろん寝たい!」の選択肢を除外することはないと思いますが、それ以外の選択肢は本当に必要ですか??
100歩譲って布団の中で読書をしてそれから寝たいというのがありだとしても、他の機能は寝室でないと駄目でしょうか?
書斎の機能はいらない
書斎兼用として考えるならば机を置くスペースが必須になります。もちろん椅子も。
一人の寝室であればいいですが、夫婦で使う場合は相手が寝ていると書斎として仕事をすることがはばかられます。
この場合、書斎は書斎を作った方がよいです。
「書斎を作るスペースなんてない!」
と思われるかもしれませんが、寝室に机や椅子を設置して通れるスペースを考えると2畳は必要になるでしょう。その分独立した2畳の書斎を作ればいいだけです。
化粧は洗面所で有効的に
寝室にドレッサーがおかれる家を見ることがありますが、書斎同様スペースをとるだけでなく、大きな鏡が必要になります。
夜な夜な起きたときに鏡って気になりませんか?
それよりも、洗面所をしっかり作り大きく明るい照明の下で朝のメイクを行った方がよいと思われます。洗面台であれば収納も多くとれ、鏡の後ろにしまってしまえば余分な家具を買わなくても済みます。
寝室をミニシアターにしないで
モデルハウスなどでたまに天井にプロジェクターがついて(ライトと一体型など)壁面に映し出すというものをみることがありました。
当初は「えっ、素敵!」と思いましたが、必要ではありません。
特に夜寝る前などに使用すれば睡眠の質を下げる要因にもなります。
「日中遮光して使うんだ!」という意見が出るとすれば、それは寝室である必要がありません。リビングで映画館気分を味わうほうがよいでしょう。
寝室で着替える?
もちろん寝室で着替えるのも悪くはありません。ただ、クローゼットを2人分の広さを作るとするとそこそこの横幅になります。
別に箪笥やワードローブを設置するというのであれば、その分のスペースをウォークインクローゼットにすることを提案させていただきます。
普通のクローゼットですますとしても夫婦二人分のスペースとなると2畳弱はあった方がいいと思います。それならばその2畳でウォークインクローゼットにするのでもいいかもしれません。
そうするとその中で着替えるスペースも生まれます。
ベッドを置くなら広さは?
寝具はベッドや敷布団のいずれかになると思いますが、ここではベッドで考えます。
ベッドの大きさ
ベッドそれぞれの大きさは次の通りです。
- シングル :100×200㎝
- セミダブル:120×200㎝
- ダブル :140×200㎝
- クィーン :170×200㎝
- キング :180×200㎝
当たり前ですが横幅は変わっても縦の長さは変わりません。
夫婦で一つ?別々?
夫婦で一つのベッドであれば少なくともダブル以上は必要になります。ただ、ダブルでは少々狭く感じると思われます。
冒頭でもかいたように寝室にいる時間、つまり寝ている時間が一番長いので快適に過ごしたいと思うのであれば広いほうがいいでしょう。
別々を選ぶ場合はシングルまたはセミダブルを購入することになるので二つでそれぞれの幅は200㎝と240㎝になります。
またベッドを別にするメリットとしては相手の寝返りなどの振動で起こされるということを防ぐ点があります。
そのため、別々にするならばその間に通路がなくてはいけません。
人ひとりが苦なくとおれるのは幅が50㎝以上ないといけないので、これをそれぞれのベッド幅の合計にさらに足す必要があります。
そのため全体の横幅はシングル2つで250㎝、セミダブル二つで290㎝となります。
子供も添い寝
また、子供も併せて寝るよという場合はさらに幅が必要になります。
年齢にもよりますがキングサイズでも狭く感じるかもしれません。
ちなみに、我が家ではダブルサイズを2個並べるという方法にしました。
「SLOGUE」というベッドフレームでジョイントができるため余計な隙間なく布団を並べることができます。
また、ダブルサイズ2つであれば横幅は280㎝になります。
ちなみに組み合わせはいろいろできるため幅もかえることができます。
- シングル+シングル :200㎝
- シングル+セミダブル :220㎝
- セミダブル+セミダブル:240㎝
- セミダブル+ダブル :260㎝
- ダブル+ダブル :280㎝
結論として
夫婦共通ベッドでダブル~キングだけであれば4.5畳あれば十分です。ただ、それぞれのサイドにナイトテーブルを置くとギリギリになります。
夫婦別にするのであればシングル2つであれば4.5畳がギリギリになるので5.25畳は欲しいところ。セミダブル2つであれば4.5畳は無理であり6畳は欲しいところです。
子供も添い寝するよという場合はその連結のものによって変わりますが、シングル+セミダブル以下であれば4.5畳でも平気ではあります。セミダブル+セミダブル以上になると6畳ほどは欲しいところです。
ちなみに我が家は7畳にしました。これは書斎やウォークインクローゼットがあるため通路を確保するためです。
ここに机を置くとしたら
前述したドレッサーや机を置くとすると+1~2畳ほど、また箪笥やワードローブを置くとなると+1畳は余分に見なくてはいけないですが、配置によっては2畳ほど見る方がよいです。
どうしてもクローゼットやウォークインクローゼットで収まらないというのであれば箪笥を置くよりもベッド自体に収納機能を持たせたものを買うことをお勧めします。
広ければいいのか?
「細かく考えずに広くとってしまえばいいじゃないか」
という意見もあるかもしれませんが、これはお勧めしません。
一つは掃除が大変になること。
一つは他の部屋の面積が小さくなること。
一つは費用の問題。(建築費だけでなく光熱費も含め)
一つは広い空間は人の心理的に落ち着きを得られないため寝室に向かないという点です。
窓はどうする?
窓は居室なのでつけないわけにはいきません。
東側に窓を置くと朝の光で快適に起きられるというイメージやまぶしくて起こされてしまうというイメージがあると思います。後者であれば遮光カーテンをつけることで解決はできます。
西側の窓は遮る建物がない限りは夏場寝室の温度を上げる要因になるため注意が必要です。
また、枕側に窓があるとカーテンの隙間から冷気が入ってきて気になるという意見もありますが、自分は感じたことがありません。一条工務店だからなのか、ブラインドだからなのかはわかりませんが、個人的にはそこまで気にする必要がないように思えます。
さいごに
雑多なかんじになってしまいましたが、寝室についての記事にさせていただきました。
誰か一人でもお役に立てれば幸いです。
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