『ドクター・ドリトル』のすすめ

あらすじ

主人公のジョン・ドリトルは子供のころに愛犬と会話をすることができました。しかし、父親からは異常と思われ悪魔祓いをよばれてしまうことに。愛犬はドリトルを助けようと悪魔祓いにかみついてしまい、危険動物として市に回収されてしまいます。それ以来動物と会話をすることがなくなったドリトルは今では医師として妻と二人の娘と生活をしていました。真夜中の急患の対応から家路につこうとしたときに車で野良犬を轢きそうになります。ギリギリかわすことができましたが、その野良犬から「気をつけろ、クソおやじ」と罵声を浴びせられてしまいます。翌日妻と娘がまつ父の家に娘のペットのモルモットのロドニーとともに向かっている途中で、ロドニーと会話が成り立ってしまいお互いにパニックに。そこから動物たちの中で「動物の言葉がわかる人間」としてうわさが広まってしまい・・・。

タイトルの意味

『ドクター・ドリトル』はその名の通り医者のドリトル先生の物語です。

元々、ヒュー・ロフティングという作家の児童文学作品である『ドリトル先生』という本が原作になります。

この本はシリーズ化されており、1920年に第一作目が発表され、全12巻からなるようです。

キャスト

ジョン・ドリトル役：エディ・マーフィ

いわずと知れたハリウッドスターですが、以外にもゴールデングローブ賞助演男優賞を一回とったきりのよう。

ただ、2016年にはハリウッド映画賞功労賞を受賞したり、2020年には業界で最も興行成績を上げる5本の指に入る人物として生涯功労賞を受賞したりしています。

『48時間』で映画デビューをし、『シュレック』で声優にも挑戦。代表作としては『星の王子　ニューヨークへ行く』や『ホーンテッドマンション』などがあります。

ちなみに『星の王子　ニューヨークへ行く』では1人4役をこなしているほか、『マッド・ファット・ワイフ』では主人公・妻・父親と性別を超えて３役を演じているという普通ではありえないことをしちゃう人です。

個人的感想と見どころ

ここからは盛大にネタバレがあるためまだ見てない人は読まないでください。

動物と会話出来たら

主人公のジョン・ドリトルは様々な動物と会話ができるという能力を持っています。

この能力本当に便利ですよね。ペットの言葉がわかれば彼らが何を望んでいるかわかりますよね。

作中でも何回か出てくる動物たちによる暴露話。あーいうのも聞けたらとても楽しそう。ある意味一番欲しい能力ですね。

ただ、うるさすぎそうなのが欠点かもしれませんが・・・。

一度会話ができなくなったのはなぜ？

冒頭でペットの犬と会話している姿がえがかれましたが、その犬が保健所にひきとられてから大人になるまでいったん動物と喋れなくなってしまいます。

動物の言葉がわかるようになったきっかけはその後ペットとなるラッキーを轢きそうになってからまた動物の声が聞こえるようになっています。

そもそもなぜ喋れなくなったのか？子供のころに愛犬と引き離されたショックがそうさせたのか？

しかし、なぜ動物の言葉がわかるようになったのか。轢きそうになった時に特に頭をぶつけたとかはなさそうですが、何がきっかけだったのでしょうか。

喋れなくなったことが精神的ショックとすると、喋れるようになったのも犬を轢いてしまったかもしれないという精神的ショックからと言うことなのでしょうか。

噂が広まるのが早くない？

ドリトルが動物と会話できるようになってからすぐにフクロウに話しかけられます。

フクロウはドリトルに対して「おたくなのね、動物の言葉がわかる人間って。どこの森もおたくのうわさでもちきりよ」といいます。

でも、ドリトルが動物の言葉がわかるようになってから最初に会話したのは娘のペットであるモルモットのロドニーのはずですが・・・。

どうやって一晩たらずで色々な森に知れ渡ったのか・・・。

「自分らしく生きろ」

精神科の施設に送り込まれてしまったジョンに対してペットのラッキーがいった言葉。

その時にはドリトルには刺さりませんでしたが、その後家に帰ったドリトルが娘のマヤと父親の会話を聞き本当にやらなきゃいけないこと、トラのジェイクを救うことを選択します。

カニおばさん

映画の序盤ででてくるカニが大好きなカニアレルギーのおばさん。

死にかけながらもカニをゆでて食べてみたり・・・。終盤ではなぜかカニをバックに詰め込んでトイレに隠れて食べています。

なんでトイレで隠れて食べてるんだよ！悪いことだと思うなら本当に食うなよ！と思わず言ってしまいそう。

というよりこのおばさんはなんで会見の場にいることができたのかが謎ですね。

皆さんはアレルギー食品はとらないようにしてください。本当にそれが最期の晩餐になりかねないので・・・。

さいごに