これまでのマイホームシリーズはこちらから。
今まではそもそも家を建てる方がいいのかどうかや住宅メーカーや土地の選び方などをきさいしてきました。
今回から各部屋ごとの考え方について記載をしていきたいと思います。
今回は家の顔とされる「玄関」について一般的な意見や、個人的な意見をまとめました。
「玄関の広さは一般的にどれくらいなのか」「シューズクロークって実際どうなの?」「シューズボックスはかさばりそうだし少ない方がいいのかな」といった悩みに関して解決できるように書いたのでよければ参考にしてください。
玄関の一般的広さは?
まず玄関は土足部分の「たたき」と一段上がった「ホール」を合わせた空間になります。
玄関の一般的な広さは2畳程度と言われています。約180×180cmの広さになります。
ただし、正方形である必要は勿論ありません。
我が家の例でいうと次の切り抜いた部分が玄関及びシューズクロークになります。
玄関ホールは廊下部分を含めないため4マス分(1マスが90×90㎝)とシューズボックスで構成されています。
御覧のようにたたきは奥行き1.5マスで135㎝、ホール部分は45㎝の奥行になります。
今回の場合はさらにその隣に廊下があるので実際にはホールも奥行135㎝となります。
形も正方形にする必要はありませんが、縦長にすればその分幅が減るので狭くなる印象になり、その延長にあるホールも狭いものになります。
逆に横長にすると広い印象をあたえることはできますが、後述するシューズボックスを置くための奥行きが無くなってしまうというデメリットはあります。
他の方法としては玄関ドアとたたき、ホールを一直線上ではなく、曲がるようにして設置するという方法もあります。つまり玄関ドアとホールが直角になるように設置するという方法です。
そのメリットしては玄関ドアから入るときはたたき部分が長く伸びており奥行があります。そして、ホールの横幅も広く取れるので広い玄関を作ることができます。ホールと反対の壁面にシューズボックスをつくれば収納も多くとることができます。
玄関の框(かまち)の高さは変えられるの?
框というのはホールとたたきの境の段さのことになります。前出の設計図をみてもらうとわかるように、我が家は-180つまり18㎝の段差を採用しています。
一般的には15㎝から18.5㎝のようです。
低めの15㎝にするメリットとしては段差が低い分ご高齢になった時に上がりやすくなるという点です。デメリットは低すぎるので座ってから立ち上がるのが大変という点があります。
若いうちは立って履くと思うのであまり関係はありませんが、これもまたご高齢になると片足立ちで靴をはくのは困難になり、座って安全にはくことが増えます。
そのため立ち上がるのが大変になってしまうのはどうかという点がありますが、これは低めの椅子を設置するなどで対応ができるかと思います。
うちの場合は立ち上がりやすいほうが良いかという理由で18㎝になりました。
シューズクロークはあったほうがいい?
これはそのご家庭の趣味や庭に物置を置くかなどによっても変わるかと思います。
当初庭に物置を置く予定だったので2畳分だけシューズクロークをつけました。
うちはアウトドアをしたり弓道をする人がいるので長いものなどを置くスペースかつ出かけるときにすぐに取り出せるようにつくりました。
今はそれ以外にタイヤのラックをおき4本分置いたり、ベビーカーや冬のコート、洗車道具なども置いてあります。
今のところは十分な印象なので2畳あるとたいていのご家庭は平気なのではないかと思います。
特に外で使うようなものは持っていないよという方は不要かと思いますが、ゴルフやスキー、子供の自転車などをしまっておきたいと思う場合はシューズクロークをつけたほうが便利ではあると思います。
シューズボックスはどれくらいの収納ができればいい?
靴の多さによってこれも変わります。
平均としては女性が12.6足、男性が8.2足の靴を持っているとのことです。
戸建てになると女性が15~18足、男性は10~12足となるようです。多めに見積もって夫婦で30足くらいを考えるといいようです。もちろんそこにお子さんがいるとさらにふえていきます。
また、一足あたりの靴の幅は23㎝ぐらいになるようなので、多めに見て25㎝。
例えば100㎝の幅のシューズボックスであれば1段で4足となります。
つまり、仮に40足収納するとすれば10段必要となってきます。
ちなみに、スニーカーでいうと高さは13㎝程度のようなので、仕切り板と合わせて15㎝程度の高さを必要とすると、10段なら1.5mの高さのものが必要です。
さらに女性のブーツをいれるとなると折り曲げたとしても2段分。曲げなければ3段程度は必要となるためボックスの高さは1.8m程度は欲しいところです。
うちの場合は180㎝幅で片側が真ん中部分が台となっているタイプのシューズボックスにしました。鍵の置き場やインテリアを置く場所として使用しています。
もう一枚の写真はフリー素材で拾ってきたものになりますが、正直これだとそこまで靴は収納できないと思います。
今のところうちにはそこまで靴がまだないため低いほうには災害時に持ち出すグッズが収納されています。(避難時にすぐに取れて便利そうだし。)
さいごに
今回はまず玄関についてまとめてみました。
玄関のドアなどは機会があれば行おうと思います。
また、今回色々な数字に関しては以前ご紹介した「住宅四天王 エース」さんの下記の動画を参考にさせていただきました。
次回も各部屋ごとの考え方や実際の写真などをもとに記事をかけたらと思います。
誰か一人にでも参考にしていただければ幸いです。
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