人生の最期にかかるお金として「葬儀費用」があります。
ではこの葬儀費用はどれくらいかかるのかご存じでしょうか?
今回はそんな葬儀費用について説明をします。
- 平均の相場ってどれくらい?
- 何にお金がかかるの?
- ペットの葬儀をするならどれくらい?
といった疑問の解決になれば幸いです。
葬儀の種類
そもそもお葬式には次のような種類があります。
- 一般葬
- 家族葬
- 一日葬
- 直葬・火葬式
一般葬はいわゆる葬儀といって一番に思い浮かべるものだと思います。
家族以外に会社の人や学校の人など関係するひと広くにお知らせをし、通夜と葬儀・告別式の2日間にわたって葬送儀式を行う形式です。
家族葬はその名の通りかぞくだけで葬送儀式を行う形式となります。
一日葬はお通夜を省いて告別式と火葬を1日で執り行うものになります。
直葬・火葬式は家族や近親者などで集まって、告別式や通夜式を行わず火葬だけをするスタイルのものになります。
各葬儀の平均総額
上で説明した各葬儀の平均総額としては下記のようになります。
- 一般葬:161.3万円
- 家族葬:105.7万円
- 一日葬: 87.5万円
- 直葬 : 42.8万円
規模が大きくなればなるほどやはりお金がかかりますがこの理由は大きくわけて2つになります。
1つは2日の工程を1日に短縮することでその分費用が安くなること。
1つは参加する人数によることです。詳しくは次に説明をします。
全体的な平均としては総額として118.5万円となります。
葬儀の費用の内訳は?
葬儀の費用にかかる総額が118.5万円とわかりましたが、それではその内訳にはなにがあるでしょうか。
大きく分けると「基本料金」「飲食費」「返礼品」になります。
それぞれの詳細と平均金額は次の通りです。
基本料金:75.7万円
斎場の利用料金や火葬場の利用料といった葬儀の費用のほかに、搬送費や棺代なども含まれています。
こちらは参加者の人数には左右されない経費になります。
飲食費:20.7万円
通夜ぶるまいや告別料理などの飲食代になります。
人数が増えればやはりその分金額が増えていきます。
返礼品費:22.0万円
葬儀の参列者からの香典に対するお礼の品物の代金になります。
これも参列者が増えるほど個数が必要になるため金額が増えていきます。
自分の葬儀代をちゃんと工面すると考えるなら
一生涯で必要になる葬儀代は自分の分または夫婦の分の2回分が普通でしょう。
そのため、1人分であれば118.5万円、2人分であれば237万円かかることになります。
勿論一般葬にした場合は金額も増えるので330万円ほどかかってしまいます。
余談でペットの葬儀費用
ペットの場合は基本的に通夜や葬儀はないので、葬儀費用は火葬代となります。
多くの民間会社が最低料金で1万円からになります。
値段の変化はそのペットの大きさ、とりわけ体重で変わってきます。
大きほどに火葬の費用がかさむため高くなっていきます。
ハムスターなどであれば1~2万円ほど、小型犬や猫などで1.5~2.5万円、中型犬で2~4万円、大型犬で3.5~6万円、超大型犬で5~10万円になります。
また、悪徳な業者につかまってしまうと葬儀後に追加料金を請求されることがあるため気を付けてください。
業者によっては専用の車で指定場所まできて専用車にて火葬を行ってくれるそうです。詳しくは下記をクリックしてみてください。
さいごに
今回は葬儀費用をご紹介させていただきました。
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