キッチン掃除のポイント

今回はキッチン掃除について、そのポイントをまとめていこうと思います。

キッチンと言ってもいろいろ洗うものがあるため、それぞれに合った掃除用具を使う必要があります。

といった疑問や悩みについて解決になれれば幸いです。

キッチンの汚れの種類

キッチンのよごれについては大きく２つにわけることができます。

それは「火周り汚れ」と「水周り汚れ」です。

掃除の順番としてはシンクを最後に洗いたいため、「火周り汚れ」から片付けてしまうことをお勧めします。

火周り汚れ

火を使うコンロ周辺は焦げ付きや油汚れが主な汚れとなります。

コンロや換気扇だけではなく、調理場所周囲の壁にも汚れはあるので徹底的に掃除をしましょう。

コンロ：五徳・バーナーキャップ

まずは五徳とバーナーキャップを外して掃除をします。

しっかりと重曹水につけておくと汚れが浮き上がるため掃除が簡単になります。

浮いた汚れはスポンジや歯ブラシを用いてきれいにしていきましょう。

最後に重曹の成分を洗い流してかんそうさせ終了です。

コンロ：天板

油汚れや焦げが多い場所になります。重曹水をスプレーしふき取りましょう。

頑固な汚れの場合は、スプレーをしたあとにキッチンペーパーを被せ、さらに蒸発しないようにラップで被覆をします。

汚れが柔らかくなったら濡れ雑巾でふき取っていきましょう。

魚焼きグリル

基本的には毎回しっかり洗っていれば問題ありませんが、網や受け皿は洗っても中々内部を洗うことはしないかもしれません。

しかし、当たり前ですが魚を焼いたときの油汚れは内部の壁にも飛び散ります。

重曹水をしみこませた布巾などを使ってグリル内の壁を拭き掃除し、最後に水拭きをしましょう。

レンジフード

重曹スプレーをかけて拭き掃除をするだけで大抵はきれいになりますが、汚れがひどいときには重曹スプレーをしてキッチンペーパーをかぶせて10分ほど放置し拭いてみてください。

換気扇

まずは電源をオフの状態で分解をしていきます。

フィルターやファンを分解できれば、新聞紙の上におき重曹の粉をそのままたっぷりと振りかけます。２～３時間ほどすると重曹が油汚れを吸着してくれ軽くふくと汚れを取ることができます。

コンロ周りの壁

コンロの周りの壁は油跳ねがおおいため、重曹スプレーを吹きかけて軽くふきましょう。

水周り汚れ

毎日使うシンクは食材そのものや食器の洗浄で出た食べかすなどの生ごみ、雑菌が繁殖して発生するぬめり、そして水垢といった汚れが存在します。

それぞれにあった洗剤を使用して掃除をしていきましょう。

シンク

シンクには生ごみ用の袋・三角コーナーを置いているご家庭も多いかもしれません。まずはそのゴミを処理しましょう。

食器は全て洗われていて空っぽという前提で話を進めるとシンクの汚れは多くが水垢汚れです。

そのため、クエン酸をスプレーして掃除をすることをお勧めします。

水垢部分にスプレーして30分ほど放置し、拭き掃除をします。頑固な場合はキッチンペーパーを引いた上からスプレーをし、その上にラップをかけて蒸発を防いだ状態で放置しておきましょう。

排水溝

ぬるぬるとした汚れは細菌やカビによる汚れ。

カビキラーなどの塩素系漂白剤を使用することがおすすめです。吹きかけて5分ほどしたらお湯で洗い流しましょう。

他にも、重曹を振りかけ、その上からクエン酸を振りかけ、そこにお湯をたらして放置をする方法もあります。重曹とクエン酸が混ざると発泡するためその力を利用してぬめりを浮かせます。放置した後はお湯をかけてきれいに洗い流して終了です。

※クエン酸スプレーを前後で使っていると有毒ガスが発生して危険なので、十分に洗い流し、かつ間を空けてから使用することをお勧めします。

食洗器

食洗器の汚れの原因も水垢が多いと思います。洗剤の投入口にクエン酸大匙１杯をいれて食洗器のスイッチをつけて洗浄してもらいます。乾燥する前に内部をスポンジやマイクロファイバークロスで拭き上げて終了です。

家電製品

食洗器は上述の通りですが、他にも電子レンジと冷蔵庫について簡単に触れたいと思います。

電子レンジ

電子レンジも温めたときの湯気によって内部が汚れています。

電子レンジの汚れは同じく湯気を使用して清掃していきます。

まず、重曹水をたっぷりと含んだ布巾を電子レンジで1分間加熱します。そのまま3分ほど放置したら、その付近を使用してレンジ内を拭いていきます。蒸気の力で汚れが浮かび上がるため難なく拭き掃除が可能だと思います。

冷蔵庫

冷蔵庫の中身はたべものでいっぱいなので菌の繁殖を防ぎたいところ。

一度格段事でもいいので内部のものを無くしたら、アルコール水を吹きかけて布巾で拭き掃除を行いましょう。

冷蔵庫の外側や取っ手なども念入りに拭きましょう。

さいごに

今回はキッチンの清掃についてまとめてみました。

基本的には重曹やクエン酸を使用し、汚れが落ちにくければパック。それでもだめならキッチンハイターなどを使用することをお勧めします。