『ズートピア2』のすすめ!最後に新たなる伏線か。

今回は映画『ズートピア2』を見てきたのでその感想と見どころ、紹介などを交えて記事を書いていきたいと思います。

公開初日にいったのですが、流石に平日の昼はそこまで混んでいませんでしたが、子連れが多かった。印象としてはインフルエンザで学級閉鎖したご家庭が多かったのではと・・・。じゃなきゃ平日の午前中に子供休ませてまでいかないだろうし・・・。

  • そもそもズートピアって?
  • 今回の映画のどこに注目すべきか
  • 新たなる伏線とは??

といった内容で記事を書かせていただきます。

感想の部分からネタバレがあるので、ネタバレ希望ない方はそこまでで読むのをおやめください。

また、期間限定でズートピア2にちなんでTOHOシネマズとコラボした「ZOOHOシネマズ」のページがあるので下の画像からとんでみてください。

あらすじ

きつねのニックとうさぎのジュディの警察官コンビは不審な税関職員の潜入捜査を独断で行う。無謀な追跡の様子や市制100周年の記念式典をめちゃくちゃにしてしまった二人は、ボゴ署長から態度の改善が認められなければバディ解散を通告されてしまう。そんな中、ジュディは税関職員が盗んだバンの荷室から爬虫類の皮を見つける。しかし、2人の住むズートピアには爬虫類は存在しないはずであった。

ニックはポッドキャストの番組で、市制施行と同時期に蛇がカメを殺したことで爬虫類への風当たりが強くなり国外追放になっていることを知る。一方でジュディはズートピア最大の実業家であるリンクスリー家が保有する手帳が公開される祝賀会に、爬虫類が潜んでいたバンを保有する会社と同じ会社が関わることを発見する。再び功績をあげて認めてもらうためにジュディはニックを引き連れ会場へ潜入捜査をすることに。そこに現れたのは・・・。

タイトルの意味

『ズートピア』は映画の舞台である世界の名前です。

その世界では、人間が存在したことの無い、動物だけが暮らす別世界となっており、進化を遂げた動物たちが自ら高度な文明を築き上げたものになります。

そこでは肉食動物・草食動物が共存をしており、様々な動物たちが、それぞれが住むのに適した環境で生活をしており、「ツンドラタウン」や「サハラスクエア」「レインフォレスト地区」といった地域に別れています。

前作『ズートピア』は2016年に制作されており、今回はその続編となります。

日本語版声優

日本語版の声優は下記のようになっています。

ジュディ・ホップス:上戸彩さん

ニック・ワイルド:森川智之さん

ゲイリー:下野紘さん

ニブルズ:江口のりこさん

パウバート:山田涼介さん

ミルトン・リンクスリ―:梅沢富美男さん

ヘイスース―:柄本明さん

クロウハウザー:サバンナ 高橋茂雄さん

ホグボトム警部:紅ショウガ 熊元プロレスさん

ラス:レインボー ジャンボたかおさん

ケント田貫:こっちのけんとさん

おばあちゃん:野沢雅子さん

代表的な人とピックアップしたい人を紹介。意外とお笑い芸人の方もおおいんだなーという印象。正直野沢雅子さんの「おばあちゃん」ってどこで出てきたっけかなというくらい・・・。

個人的感想とみどころ

ここからは盛大にネタバレがあるので注意してください。

二人の関係はどうなる??

ジュディとニックは決して同じタイプではありません。

「手柄をたてて早く認められたい」と思い焦っているジュディと、まるでやる気がないような発言をするニック。

ボゴ署長はそんな二人をみて、バディ警官同士の問題解決セミナーに二人を送ることに。

作中でも意見の対立からの協力、からの対立・・・と二人の関係性は微妙な展開へ。

そして物語中盤では二人にとって思い出となる、ニンジン型のレコーダーも壊れてしまい二人の関係にもさらなる亀裂が・・・。

空回りが続く展開ですが、本当はニックもやる気がないわけではなく、ジュディに危険な目にあってほしくないという気持ちだったことが判明します。

終盤ではその気持ちをジュディにしっかりと伝え、ジュディもニックのことが一番大切であることを伝えます。

「思っているだけでは伝わらない」からこそ「思っていることを伝える」ことがどれだけ大事であるかを再認識させてくれる映画です。

ちりばめられたオマージュ

今回のズートピアでは様々なセルフオマージュなどがちりばめられています。

例えば、あるパーティー会場で犯人を追いかけるシーンではコック帽から「レミーのおいしいレストラン」のレミーを思わせるねずみさんがこんにちはをしたり、ゲイリーの頭をたたくときもラプンツェル同様にフライパンで後頭部を横向きに一撃したり。

もちろんディズニー映画以外にも「シャイニング」や「羊たちの沈黙」をオマージュしたというシーンも。

よーくみると街の中のお店の看板なども遊び心が満載となっています。

隠された真実

今回の作品ではズートピア誕生秘話が語られます。

オオヤマネコのリンクスリ―家が創設者であり、現在のようにそれぞれの種族に適した環境をつくることで住みやすいようにウェザー・ウォールを発明したというもの。

でも、これがまったくの嘘というわけでもないが、根幹は違いました。

この案を考えたのは、ゲイリーの曾祖母であるアグネスによるもの。

しかし、そのアグネスはリンクスリ―家のエベネザーによるたくらみにより、リンクスリ―家のメイドのカメの殺人者として冤罪をかけられズートピアから追放されてしまうのです。

その際にエベネザーはアグネスの特許を盗み、我が物顔でウェザー・ウォールを作るというのが真の史実となります。

この時に追放されたのはアグネスだけではなく、爬虫類全般が危険なものとして迫害をうけることに。そして爬虫類たちが住んでいた土地はリンクスリ―家の縄張りとして極寒の地として姿をかえていくのです。

そう、原住民を迫害し追いやった、かつてのアメリカのように。

どうやってハンドル切ってるの??

作中で個人的に一番の疑問(どうでもいい疑問)がニックの親友であるフラッシュの運転技術。

フラッシュはミユビナマケモノのキャラクターなので、もちろん動きはゆっくり。

前作でもその遅さは際立っていました。

そんなフラッシュはハンドルを握らせると自身の動きとは真逆のハイスピードで車をぶっとばしていきます。勝手な想像ですが、「アクセルを踏んでからスピードがでたと感じるまでに時間がかかり、ブレーキを踏むまでがさらに遅いからハイスピードでかけていくしかない」のではないかと思っていました。

ただ、そうなると一つ気になるのが「どうやってハンドルを切っているか」。

反応速度が遅そうなフラッシュだと、曲がるべき交差点の二つ先位を曲がってしまうのではないかと・・・。

それとも、曲がらないのかな・・・。

最後ニンジンペンの前におちてきたものは

最後の最後のシーンで窓枠に置かれたニンジンペンがアップになり終わるのですが、そこに落ちてきたのは一つの羽。

窓際に置いてあるから、まぁ普通と思ってもいいところですが、ズートピアには哺乳類しかいなかったんです。そこに今回爬虫類が仲間入りした形になっています。

では鳥類は??見返しても出てこないんですよね。

つまりどういうことか。

今回の爬虫類たちと同様にズートピアから追い出されている可能性が高い。または最初から敵対しているものとして今後描かれる可能性も。

仮に敵対として出てくるとすれば、次の主要キャラには「コウモリ」が出てくる可能性が高い!

そう、イソップ童話に絡めてくる可能性が!

と、勝手に妄想をしているわけですが、ありえなくもないのではないかと思ってみたり・・・。

さいごに

今回は『ズートピア2』をみた感想をかかせていただきました。

まだズートピアの1作目を見ていない方は是非そちらからどうぞ。

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