東京タワーのお膝元、増上寺にいってきた話

旅行

今回は増上寺というお寺に行ってきたときのお話を書きたいと思います。

増上寺の場所

増上寺は東京都港区芝公園の中にあるお寺です。

電車の場合は次の通りになります。

  • JR線浜松駅から徒歩10分
  • 都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分
  • 都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園駅から徒歩3分
  • 都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分
  • 東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分

メインの入り口は東側からになります。

右の写真がそのメインの門になっています。

ここを抜けると本殿などが立ち並ぶ場所が。

それにしても門がでかすぎる気がします・・・。

少し欠けてしまいましたが、浜松駅から歩いてくると門の後ろには東京タワーが立ち伸びています。

増上寺の成り立ち

増上寺は浄土宗の七大本山の一つ。

明徳4年(西暦1393年)に浄土宗第八祖酉誉聖聰上人によって開かれました。

当時は現在の千代田区平川町から麹町にかけて存在していたようです。

室町時代に開山され、安土桃山時代に徳川家康が関東の地をおさめるようになると菩提寺として選ばれました。

現在の位置になったのは慶長三年(1598年)の移転の時になります。

増上寺には二代将軍秀忠公、六代将軍家宣公、七代将軍家継公、九大将軍家重公、十二代将軍家慶公、十四代将軍家茂公の六人の将軍の墓所が設けられています。

写真右の鋳抜門を入り口として、内部に各公の宝塔と各大名寄進の石灯籠が配置されているとのことです。

敷地内の様子

敷地内のマップは正面の三解脱門を入ってすぐ右側に右の写真のようなものが立っているので参考にしてください。

ちなみにこの地図、下が東、上が西になっています。

正門を下にして描く都合で上が北とはなっていないようです。

また、1から8までの建物以外にも後述するような鐘楼などもあるため見学をする際は底も回ることをお勧めします。

正面の三解脱門を抜けると目の前には大殿が見えますが、その横には東京タワーがそびえて見えます。

訪れたのが夕方だったので夕日を背負う形できれいにとれた木がします!

そのまままっすぐに進んでいくと階段があります。

階段は25段になっており、これは二十五菩薩を表しているとのことです。

二十五菩薩とは、臨終の才に極楽浄土から阿弥陀如来とともに念仏の行者を迎えに来る25の菩薩の一団のことだそうです。

階段を登り切ったところで左手をみると、増上寺会館という寺務所と、写真右端の光摂殿(こうしょうでん)を見ることができます。

光摂殿は2000年に完成し、一階に講堂、三階に大広間を備えています。大広間や各天井には天井絵が描かれているとのこと。

階段を上って右手に進むと「千躰子育地蔵菩薩」が現れます。

子や孫の無事の成長を願って建てられているそうですが、ちょっとなんというか・・ねっ。

大殿裏には貞恭庵という茶室があり、現在も茶道教室として使われているようです。

ちなみに、正門の三解脱門を通り抜けてすぐに右に進むと鐘楼堂や熊野神社が現れます。

寺の中に神社があるというのが少し不思議な感じですが、増上寺本体と比べるとえらく簡素な印象を受けます。

さいごに

今回は増上寺にお邪魔したのでその記事を書かせていただきました。

徳川家に愛されたお寺にぜひ皆さんもお立ち寄りください。

ちなみに夕方に行くとライトアップした東京タワーを見ることもできます。

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