マイホーム④ 複数社で見積ろう!

生活・家

前回の記事で「イメージを作ろう」という記事をかかせていただきました。

さて、その次はどのハウスメーカーにするかという点になります。

どれくらいの会社を検討するか。

最低でも2社は比較するのをお勧めします。

理由は簡単で、相場がわからないから。

変な話、たまたまそこの会社がぼったくりで材料費をかさ増ししていても素人の自分たちには判断ができません。

なので、「もうここしかない!」と思っていても必ず複数社で検討をしてください。

可能であれば3社以上が無難ですが、多すぎても大変です。3~5社が妥当かと思います。

ちなみに自分は一条工務店、セキスイハイム、桧家住宅、そして地方の住宅会社の4社を検討し、途中でスウェーデンハウスを追加し5社で検討しました。

正直4社もきつかったのに5社目を入れたのは時間的に失敗でした。

比較するために

モデルハウスを回っていいなと思った会社を3社程度考えたのちは、比較するために工夫が必要となります。

まず、事前にイメージした家について漠然と伝えても三者三様の返事が返ってきます。

大事なのは具体的にどんな風に作ってほしいかを伝えることです。

といっても、もちろんそのイメージの間取りが最終決定となるわけではありません。

自分が思い描く間取りを伝えてみて、各社でどれくらいの金額でできるのか、どんな仕上がりになるのかを比較しましょう。

こうすることで各社ともに同じ床面積、部屋数で見積りを出してくれます。

左のものは何も考えずに「こんな感じ」というイメージで各社にもっていった間取りになります。

これでいくらになるかを聞いて各社の値段を比較しました。

今からすると本当に適当な間取りだなと思いますが(笑)

そうすることで、この会社は割高なんだな、割安なんだなということがわかります。

値段だけが全てではない

さて、これはあくまで値段の比較となってしまいますが、ここで注意しなければいけないのはその値段でどんな性能が買えるのか・どこまでのコストが入っているかということです。

性能の一例でいうと、上記の会社は一条工務店は床暖房・床冷房、他4社は全館空調でした。

コストでいうと、登記費用や印紙代、各種申請費用、地盤改良工事代などなど。

何それ?というコストも出てくるかと思います。

また各種建築方法も異なるためそこも確認しましょう。(向こうから勝手に言ってくれると思いますが。)

そして、もう一つ。

素人が適当に作った図面で概算の値段を出してくれますが、同時に向こうから同じ条件(建築面積や部屋数など)で図面を書いてくれる会社もあります(もちろん無料です)。

それを比較することで自分の感性にあう会社を選ぶ基準にもなります。

モデルハウス以外の見学ができれば利用しよう

会社によってはモデルハウス以外に工場見学などもすることができます。

例えばセキスイハイムさんでは、家づくりを学べる体感型ショールーム「セキスイミュージアム」があります。

これは家づくりで知っておくべき知識から、セキスイハイムさんの建築のこだわりなどまで聞くことができます。

また、一条工務店さんでは工場見学をいくことで抽選会で様々な特典を得ることや(10万円相当のオプションなど)、宿泊体験などができます。

日中の少しの時間いるのとは異なり、一晩泊まることで新たにわかることもあるのでお勧めです。

比較をするのには時間がかかる

実際4社+1社の比較をして思うことは本当に時間が足りないということです。

一回行って、「はい、おしまい」というわけにはいきません。

各社それぞれプレゼンをしてくるので複数回打ち合わせをしに行くことになります。

自分の場合

1つのハウスメーカーと2週に一回打ち合わせをしていましたが、4社となると2週で4回会うことになります。

同じ住宅展示場の中であれば移動に時間はかかりませんが、4か所ともに離れていたので大変でした。(セキスイハイムさんはその日によって展示場か本社かで打ち合わせを調整してくれたので助かりました。)

土日がつぶれます(笑)

他の予定も入っているので多いと一日で3か所回ることもありました。

各社ともに4・5回は打ち合わせという名の図面書きからの予算の再提出をしてもらいました。もちろんここまで無料です。(ありがとうございます)

そうすると驚くほど各社全く図面が出来上がっていきます。

桧家住宅さんでは屋上を提案してもらったり、地域の建設会社さんでは寝湯をできるスペースを提案してくれたり(事前の打ち合わせでこちらが「寝湯ができたらなぁ」という発言をしたため)と様々でした。

色々な提案を受けてデザイン的にはこっち、値段的にはこっち、性能を考えるとこっちか?とどんどん悩んでいくことになります。

しかし最初から1社でと考えていると悩むことができません。比較すべき知識も乏しいため相手の言うままに提案を受け入れることにもなりかねません。

そして競争相手がいることを伝えておくことで、驚くほど各社値下げの提案もありました。

中には本当にそんなキャンペーンやっていますか?というものまで。

さいごに

複数社検討をすることは時間的に労力的に大変であることは間違いありません。

しかし、一生に一度(場合によっては二度・三度?)の大きな買い物であるため、労力を惜しんではいけません。

家が建ってから後悔しないためにも複数社での検討をお勧めします。

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