今回は上腕三頭筋のストレッチの方法やそのメリットについて記載をしていきます。
- 上腕三頭筋のストレッチを知りたい
- どんなメリットがあるの?
という方のお役に立てれば幸いです。
また、上腕三頭筋の筋トレや起始・停止などは下の記事を参照してください。
上腕三頭筋をストレッチするメリットは?
上腕三頭筋とは腕の筋肉ですが、肩甲骨にも付着するので肩甲骨の動きにも影響が出てしまいます。この筋肉が固い状態であると常に収縮した状態となり次のようなデメリットが生じてしまいます。
- 肩こりの原因
- 巻き肩
- 猫背
- 腕の疲労感
そのため、ストレッチをして筋肉が柔らかくなれば猫背の改善や肩こり疲労感の改善に繋がります。
具体的に言えば、上腕三頭筋が凝ってしまうことで肩が身体の内側に入り込み、肩や首の違和感の原因となります。それをほぐすことで肩の入り込みが改善されこりや痛みの改善に繋がります。また、肩が自然な位置に戻ると巻き肩や猫背などの姿勢の改善も見込めます。
腕の疲労感の改善は単純に血行がよくなることで疲労性物質の排出が促進されることにあります。血行がよくなるともう一ついい点があります。それが浮腫みの改善。余分な水分が回収されていくことで腕がスッキリします。
他にも可動域が広がることでケガをしにくくなる点もメリットになります。
上腕三頭筋のストレッチ
すべてのストレッチで共通なことですが、伸ばしたい場所を意識しながら、呼吸を止めずに行いましょう。
呼吸を止めてしまうとどうしても力が入ってしまい、ストレッチで伸ばすはずが筋肉が収縮してしまいます。
アーム・ネックトゥープル
- 片腕を前に出す
- 反対の腕で肘をしっかりホールドし前に出していた腕を、首に巻き付けるように引き付ける
- 20秒前後伸ばしたら反対も行う

写真のようなイメージですが、実際は肘を手のひらで包み込んで強く首に引き付ける感じになります。
アッパーアーム・エルボープル
- 片腕を垂直に上げ、肘を曲げる
- 反対の手で、曲げている肘をつかみ、首の方に引き寄せる
- 20秒前後伸ばしたら反対も行う。

バックハンド・ツイスト
- 片腕を後ろに伸ばす
- 肘を伸ばしたまま、肘より先を内側に回し、肩から二の腕を伸ばす
- 20秒前後伸ばしたら反対も行う。
基本的には水平になるように腕をあげますが、肩が固いとそこまで後ろに上がらないかもしれません。無理のない範囲で行いましょう。
さいごに
今回は脊柱起立筋のストレッチについてご紹介をさせていただきました。
ストレッチをすることで身体の不調の改善につながるため無理のない範囲で行っていきましょう。
他の部位の筋肉のストレッチについてはこちらを参照してください。
ご紹介できていないものもあるので、気になる方は下の本がお勧めです。

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