今回は学習机について配置の仕方で集中力が変わるようなのでその紹介をしたいと思います。
- 机は壁につけるものでしょ?
- 机の位置で集中力が変わるの?
- 結論どんな位置関係がいいの?
といった方に少しでも役に立てれば幸いです。
そもそも勉強机をどこに置くか
学習机を置く場所のイメージとしては「子供部屋」だと思いますが、近年は子供部屋にはおかずにリビングに学習スペースを作るご家庭もあると思います。
そのため、まずはそれぞれのメリット・デメリットから紹介します。
子供部屋に置く場合
メリット
子供部屋に置くメリットとしては、一人の空間(相部屋であれば二人の空間)で黙々と集中ができるのが一番のメリットになります。
リビングと異なり、自分なりの配置で勉強ができるのもポイントです。
デメリット
一人になってしまうからこそ監視の目がなく堕落はしやすいかもしれません。
また、気軽に親に勉強の質問ができないのもデメリットです。
リビングに置く場合
メリット
リビングに置く場合は小さい子のうちは両親がいることで安心ができることです。
また、ちょっとした雑音であればむしろ集中力が増すようです。
デメリット
勉強道具を全ておいておくことが難しいため、必要なものを都度取りに行かなければなりません。
また、家族がテレビをみてくつろいでいる時や、夕食の準備でいい匂いがしてくると集中することが難しくなってしまいます。
机の配置
リビングで勉強する場合は「カウンターキッチンの裏側のキッズカウンター」やダイニングテーブルの上で行うことになるためそこまで自由度は高くないです。
ここからは子供部屋に置くならという前提でのお話になります。
壁に向かっての配置
壁に向かって配置することのメリットとしては、部屋を広く使えるという点にあります。後述する置き方ではどうしても机が部屋の中央にせせりでてくる形になるため、他に使うためのスペースが狭くなります。
デメリットとしては目の前がそびえたつ壁になるため、圧迫感を受けやすくなってしまうという点にあります。また、背後には広い空間があることから後ろを気になってしまう子もあり、注意力の散漫になることも。
窓に向かっての配置
窓に向かっての配置のメリットは壁向きと同様に後ろに広いスペースを作ることができる点と、日中は自然光で机が明るくなり、外を見ることで気分転換になるという点です。
一方でデメリットとしては、人通りがある場所では気になってしまうことや、外気の影響を受けやすいという点です。また、窓の方向によっては西日で眩しくて勉強にならないということも。
壁を背にした配置
壁を背にすることのメリットとしては、視界が開けるため圧迫感なくなることが上がります。また、背後にはスペースがなくなるため後ろを気にならなくなるという点も。さらには、部屋の電気は通常部屋の中央にくるため、自分の体で机の上に影ができてしまうということがない点もメリットです。
一方デメリットも多く、一つは机以外の有効活用スペースが減るということ。また、開けた視界の中に本棚の中のマンガやテレビ、ゲームが写ってしまうとつい遊びたくなってしまうという点。勉強中は隠すなどの対策や本棚に目隠しをつけるなどの工夫が必要になります。
おすすめの配置
以上の点から個人的にお勧めなのが次のような配置です。
手書きで申し訳ないです。ベッドの左側は窓のつもりです。
実際6畳の部屋だとクローゼットと机の間はもっと狭いかもしれませんが、このような配置であれば、壁による圧迫感や背後の広いスペースに対して気になることはなくなり、本棚も勉強中には視界に入ってくることはありません。
また、机やベッド、本棚を片側によせることで残りのスペースを広く使えるという点もメリットです。
窓からは少し離れることで外気の影響は直接は受けず、西日であったとしても窓に背を向けているので眩しいことはなく、部屋の電気でしっかり手元を照らしてくれます。
ただ、あくまでもこれは個人的な意見です。
さいごに
今回は机の配置についてご紹介しました。
机の位置一つで様々なメリットやデメリットが生まれます。それを知っていての配置ならいいのですが、知らないままにするとずっとデメリットを受けることになります。
だれか一人にでもお役に立てれば幸いです。
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