学習机の適切なサイズと必要機能

勉強

今回は学習机のサイズについて言及していきたいと思います。

特に「高さ」に関してあまり気にしていないという方もいるのではないでしょうか。

  • 机の大きさを気にしたことがなかった。
  • どんな大きさが自分に合うのだろう?
  • 高さなんてなんでもいいのでは?

という方のご参考にしていただき、適切な机の高さや大きさについて知ってもらえれば幸いです。

勉強机の天板の大きさ

勉強机の天板の大きさはその使用用途によって適切な大きさが変わってきます。

基本的に奥行きは45㎝~60㎝のものが多くなっています。横幅は80㎝~140㎝程度が主流といった感じでしょうか。

どのくらいのサイズを選ぶのがいいかというのがまず最初のポイントとなります。

小学生ごろまで

基本的には教科書とノートが広げられれば十分となります。

一般的なB5のノートの横幅は閉じた状態で18.2㎝、建ては25.7㎝になります。ノートを使う時には基本開いて使うので横幅は36.2㎝。そこに同じく開いた教科書がおかれます。

そのため、最低横幅80㎝程度あれば問題はないかもしれません。

右の商品は横幅70㎝のものになりますが、ノートと教科書が多少重なる程度になります。

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中高生

基本的には教科書やノートのほかに、複数の参考書などを広げての勉強となるため、十分な横幅が欲しいところになります。

右の机は奥行きは45㎝で変わりませんが、横幅が100㎝のものとなります。

中高生になるとノートではなくルーズリーフに変わることが多いので、100㎝あれば十分に並べて置ける幅は確保されます。

中高生の勉強机としてはさほど問題になる狭さではなくなります。

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大学生・社会人

大学生や社会人の勉強・作業スペースを考えると、幅ではなく奥行きを考慮する必要が出てきます。

大学生くらいまではパソコンはノートブック型が多いと思うので右の商品のように奥行きが40㎝程度でもギリギリ事足りるかもしれません。

しかし、デスクトップ型になると奥行きが足りなくなります。

可能であれば60㎝程欲しいところになります。

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デスクトップ型の場合、モニターとキーボードが別についているから奥行が必要というのもありますが、モニターのサイズは大きいものが多く、モニターから自分までの距離が近いと目を悪くしてしまう可能性があります。

しかし、奥行きのあるものは家でスペースを取ってしまうから不便と思われるかもしれません。ただ、20㎝程度幅がふえるだけなので部屋全体からしたら大きな影響はないと思われます。

それでも邪魔になるという場合は右の商品がおすすめです。

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使っていないときには天板の手前側を倒すことができるので折りたたむと約25㎝幅にすることができます。

デスクトップのモニターを2つ以上置きたい方は横幅は最低100㎝、可能であれば120㎝以上欲しいところです。

机の高さ

普段あまり気にすることのない机の高さ。

正直椅子やクッションなどの調整で正しいポジショニングにちかづけることは可能です。

しかし、元から自分にあった机の高さがわかっていた方が椅子を微調整することもなく楽ではあります。

「一般社団法人日本オフィス家具協会」で、机と椅子の適切な高さを求める計算式が公開されています。

  • 適切な座面の高さ=身長×1/4
  • 最適な差尺(座面から天板までの長さ)=身長×1/6

これらから、天板までの高さを考えると

机の高さ=座面の高さ+差尺=身長×5/12

となります。

※あくまでも一般的な高さであり、個別の好みに合わせると多少の高さの差が出ます。

例えば、身長168㎝の方なら

168×5/12=70㎝

となります。

しかし、お気づきの通り身長は小学生から大学生になるまでにどんどん伸びていきます。

そのため、それに合わせて最初から天板の高さが高いものが学習机として売られているわけです。

次回の記事にしますが、高すぎる机のたかさに椅子を併せるため、学習机の椅子には足置きが設置され足がぶらぶらにならないようになっているのです。

おすすめなのは昇降机です。

右の商品は60㎝~80㎝までの高さを変えることができます。

天板も奥行が60㎝、横幅は80㎝・100㎝・120㎝から選べるため、120㎝のものを選んでおけば小学生から社会人になるまで使うことが可能です。

手動式ですが、机の高さを頻回にかえないことを考えればわざわざ電動式を買う必要はないと思っています。

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子供用の学習机

右の2商品はデザインもかわいく、高さの調整もできるため、成長に合わせて最適なデスクの高さにすることができます。

そのため、座面や天板の高さを変えると、3~18歳までの身長に対応ができるようです。

とても便利ですが、はたして高校生が使うかというと・・・。

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2つの商品ともとても性能はよく、高さ調整もできるためおすすめではありますが、何歳まで使うかを考えて選ぶのが良いと思います。

幼稚園ごろに買い与える時には子供は大喜びしてくれるでしょう。しかし、中学生にもなれば少し子供っぽ過ぎる印象。そのタイミングで買い替える前提であればいいですが、そうでなければ最初から高校生が使うのをイメージした机にしつつデスクマットなどの小物で子供っぽさを足してあげる方がいいと思われます。不要になればすぐに片づけることができます。

さいごに

今回は机についての最適な高さや天板の大きさの話をさせていただきました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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