腹横筋のストレッチとそのメリット

今回は腹横筋のストレッチの方法やそのメリットについて記載をしていきます。

という方のお役に立てれば幸いです。

また、腹横筋の筋トレや起始・停止などは下の記事を参照してください。

腹横筋をストレッチするメリットは？

腹横筋とは前回の腹斜筋の奥で腹筋の両脇にある筋肉を指します。この筋肉が固い状態であると常に収縮した状態となります。

腹横筋をストレッチでリラックスさせるメリットとしては次の２つがあげられます。

呼吸と言えば胸というイメージだと思いますが、胸とお腹の隔たりは横隔膜という筋肉の膜でできています。

息を吸い込むと肺が広がりますが、これは横隔膜が腹部の方に広がっていくことで陰圧がかかり空気が肺に吸い込まれていくのです。

つまり、腹横筋が固いと腹部の広がりが不十分となり呼吸が浅くなってしまいます。

また、腹横筋の一部は肋骨から起始しています。そのため、腹横筋が固くなってしまうとそもそも胸郭が広がりずらくなってしまうのです。

そのため、腹横筋をリラックスさせることで呼吸が改善するということになります。

腹横筋の一部は骨盤から起始しています。

腹横筋が固いと常に外側に引っ張られた状態となってしまい腰痛を引き起こすことがあります。

腹横筋のストレッチの方法は大きく分けて2種類になります。

最大限に息を吸い込み胸郭を膨らませた状態を保つことで筋肉がひきのばされてストレッチ作用を得ることができます。

腹式呼吸に胸式呼吸を合わせた完全呼吸を行っていきます。

腹横筋は背中側からお腹側に横に走っている筋肉なので、体幹のひねりを加えることで伸ばされストレッチが可能となります。

反対側にねじるときは息をゆっくりと吐きましょう。背中が浮くことがないようにしっかりとキープしておくことが大事です。

今回は腹横筋のストレッチについてご紹介をさせていただきました。

ストレッチをすることで身体の不調の改善につながるため無理のない範囲で行っていきましょう。