今回は脊柱起立筋のストレッチの方法やそのメリットについて記載をしていきます。
- 脊柱起立筋のストレッチを知りたい
- どんなメリットがあるの?
という方のお役に立てれば幸いです。
また、脊柱起立筋の筋トレや起始・停止などは下の記事を参照してください。
脊柱起立筋をストレッチするメリットは?
脊柱起立筋とは背骨の周りについている筋肉になります。この筋肉が固い状態であると常に収縮した状態となり次のようなデメリットが生じてしまいます。
- 肩こりの原因
- 頭痛になりやすい
- 腰痛の原因
- 猫背の原因
そのため、ストレッチをして筋肉が柔らかくなれば猫背の改善や肩こり・腰痛・頭痛の改善に繋がるということになります。
具体的に言えば、肩こりは僧帽筋や広背筋の柔軟性低下が原因となりますが、それらの筋肉が隣接している脊柱起立筋が固くなることも原因の一つとなります。これは、脊柱起立筋が凝って姿勢が悪くなれば隣接する筋肉が延ばされ続けた状態になったり、逆に伸ばせなくなることでその筋肉も凝ってしまうからです。
腰痛も同じ理屈です。
脊柱起立筋のストレッチ
すべてのストレッチで共通なことですが、伸ばしたい場所を意識しながら、呼吸を止めずに行いましょう。
呼吸を止めてしまうとどうしても力が入ってしまい、ストレッチで伸ばすはずが筋肉が収縮してしまいます。
キャット&カウ
背骨を動かして周囲の脊柱起立筋をほぐしていきます。
- 四つん這いになります
- 背中を丸めるようにして天井方向につき上げる
- 背中を反るようにして床の方向に押し下げる
- 2と3を繰り返す

背骨の真ん中(胸椎)だけを意識せずに背骨全体でアーチを作るように反ることがポイントです。
背骨のひねり
床に座った状態でできるストレッチになります。
- 足を伸ばした状態で座る
- 捻りたい側の足を立てて反対側の外側にクロスさせる
- 反対側の足のかかとをおしりに近づける
- 背筋を伸ばしながら上半身をひねっていく

ひねる時に足を立てた側の膝を反対側の肘で押すようにするとよりひねることができます。
イラストでいえば左膝を右肘でおすようにします。
鋤のポーズ
床に寝転んだ状態で行うものになります。
- 仰向けになり両手の洋を床に置く
- 両足を真上に持ち上げる
- 上体を丸めながら両足を頭の上側の床につける

最終的には肩甲骨より足側の背中は床から離れるような形になります。
さいごに
今回は脊柱起立筋のストレッチについてご紹介をさせていただきました。
ストレッチをすることで身体の不調の改善につながるため無理のない範囲で行っていきましょう。
他の部位の筋肉のストレッチについてはこちらを参照してください。
ご紹介できていないものもあるので、気になる方は下の本がお勧めです。

Amazonはこちら
コメント