今回は2026年7月3日から公開された『トイ・ストーリー5』についての紹介をさせていただきます。
「おもちゃは子どもに必要なのか、それとも時代に合わせて変わるべきなのか。」
『トイ・ストーリー5』は、これまでのシリーズとは少し違ったテーマを描いた作品で、ボニーの成長とともに変化する「遊び」をテーマに描かれた物語です。
子どもたちの遊びがデジタルへと移り変わる現代を背景に、「おもちゃにできることとは何か」を問いかける、笑いと感動が詰まった新たな冒険が描かれます。
この記事ではネタバレなしのあらすじやタイトルの意味、新キャラクターの紹介を行います。
なるべくネタバレしないようにきをつけていますが、「個人的感想」からはネタバレを含みますのでご注意ください。
あらすじ
ボニーはひとりおもちゃたちと楽しく「ごっこ遊び」をして過ごしていた。しかし、なかなか友達ができず悩んでいた。それを見かねた両親は、みんなが持っているタブレットを購入してあげることに。ボニーは新しく手にしたタブレット〈リリーパッド〉に夢中になり、おもちゃたちは以前のように遊んでもらえなくなってしまいます。遊びの内容が変わっていくことに危機感を抱いたジェシーは、ウッディやバズたちと再び力を合わせ、ボニーの笑顔とおもちゃと過ごす時間を取り戻そうと行動を開始します。
タイトルの意味
『トイ・ストーリー5』はトイ・ストーリーの5作品目となります。
トイ・ストーリーは直訳すれば「おもちゃの物語」です。これはおもちゃの視点での物語を作ってきた同作品にとってしっくりくるタイトルであることは間違いありません。
ただ、回を重ねるごとにおもちゃたちが次々にはやりすたりがあって飽きられていってしまったり、捨てられたりということも繰り返されました。
今回でいえば、子どもたちの遊びの中心がデバイスへと移り変わり、昔ながらのおもちゃは以前のように遊んでもらえなくなっていきます。時代の変化の中で、おもちゃたちは自分たちの存在意義を改めて問い直すことになります。
そう考えると、storyを単なる「物語」という意味だけではなく、その登場人物の「人生」や、過去の「思い出」まで含んでいるようにも感じられます。
特にジェシーにとっては最初の持ち主との「思い出」が残る家を訪れる場面は、「Story」という言葉が持つ意味を改めて考えさせられる印象的なシーンでした。
登場キャラクター(新規)
今回はトイ・ストーリー自体が5作目となるので新しく登場したキャラをご紹介することに。
リリーパッド
見かねた父親がボニーに初めて買い与えたデバイスのおもちゃ。
ジェシーたち今までのおもちゃと違う遊びとしてボニーがはまっていく原因に。
そして、今まで友達がなかなかできなかったボニーに対して、リリーパッドは友達申請を通して3人の友達をつくることに成功。
しかし、それが原因でボニーはさらにつらい目にあっていくことに。

引用元:公式サイト
スマーティー・パンツ
ジェシーが迷い込んだ家にいたハイテクおもちゃ。
元々はトイレトレーニング用のおもちゃであったが、持ち主に忘れられ電池切れ状態に。
ジェシーの協力で電池を入れなおしてげんきがでたが、毒舌が強くジェシーとは一時険悪な状態に。
他に仲間としてアトラスとスナッピーがいる。

引用元:公式サイト
ブレイズ
おもいがけずにジェシーが迷い込んだ牧場の家の女の子。
スマーティー・パンツの持ち主。
想像力豊かでおもちゃ遊びが好きな女の子。拾ってきたジェシーやブルズアイと楽しくごっこ遊びをするシーンも。

引用元:公式サイト
個人的感想とみどころや考察
ここからは多少のネタバレを含んでいるため、見たくない人は回れ右で。
時代の変遷
冒頭のあらすじにも書いたように、今回ジェシー達おもちゃはリリーパッドなどのデバイスが出てくることで、遊んでもらえなくなってしまいます。
新しいものがでるということは、それまでの新しかったものは古いものになってしまう。
それは仕方のないこと。
ジェシーは自分がボニーと遊べなくなってしまうのを阻止しようと頑張りますが、それはつまり自分の存在意義を無くさないための行動。
新しい風が吹いたときに、過去の栄光にすがったり、新しく出てきた者たちを恨んで自分たちは動かないでいるか、自分で自分の価値を再認識してもらうように動くか。人の立ち回りもそうだよなぁと感じてしまいました。(心が純粋じゃないんかも。)
大量のあのキャラ
予告編でもちらっと出てきた大量のバズたち。
何のために出てきたのか正直疑問ではありましたが、最後の最後で一応その意味付けがされました。
ただ、あれだけのバズがいると戦争モノっぽく見えてしまいますね。
そしてその対比なのか森のなかでのバンビやウサギたちとの交流。本当にあのシーンが必要であったかはさておき、自分の中では彼らのおかげで新しい発見も。
どうやら人間に見られると勝手に体が硬直するよう。その設定が出ていたのかもしれませんが、改めて彼らが口にしたことで意図的に動かないでいるわけではないことが判明しました。
でも、最後飛んでるときはたくさんの車に見られているのにかたまらないのかな?
ウッディーの役割
今回も今までのレギュラーキャラクターのウッディーがでてきました。
なつかしさもありましたが・・・、ウッディーがでてきた存在意義がよく理解できなかった自分も。なんかコメディー要素という感じが強い。
正直バズだけでもなんとかなったような・・・。またはポテトヘッドとかつれてくでもよかったような・・・。一応このシリーズの主役キャラだからかな?
仲間の活躍
今回はいつものシリーズと違って、ポテトヘッドたち初回からいるキャラクターの活躍はあまりありませんでした。
これもキャラクターが増えた弊害なのか、はたまた新しくでてきたハイテクなデジタルおもちゃとの対比として出番を少なくしたのか、それは定かではありませんが少し残念な気持ちも。
それこそ家を離れたウッディーの代わりにみんなで協力しても良かったような・・。
本当の友達の作り方
今回の話のキーの一つなのかなとおもっていますが、本当の友達とは何かを考えさせられる内容だった気がします。
今はSNSを通じて世界中の人とつながれます。SNS内の同じコミュニティーで出会った人はお互いの本名や年齢を知らなくても気軽にフォローし友達になりえます。
しかし、それはその中での出来事。
もちろん、SNSで生まれたつながりが長く続くこともあります。しかし、顔を合わせて築いた関係に比べると、ちょっとしたすれ違いで距離ができてしまうことも少なくありません。」
本作ではリリーパッドというデバイスを通じて友達をすぐに作ることができました。しかし、実際にみんなで遊ぼうと集まったのに、みんなの視線の先にあったのはお互いの友達の顔ではなく自分のデバイスの画面でした。
一緒に遊んでいるのに自分の世界にだけに浸っている。
相手の顔を見ないから容易に一人をみんなで中傷することができてしまう。
一方でボニーとブレイズはそれぞれのすれ違いがありながらも、一度仲良くなったら同じ時間に同じ空間で一緒にお互いを感じながら一緒に遊ぶことができました。
容易につながれる関係も、現代では大切なコミュニケーションの一つです。しかし、『トイ・ストーリー5』が伝えたかったのは、その便利さを否定することではなく、同じ時間や空間を共有しながら築く友情の大切さだったのではないでしょうか。
容易につながれる関係も大切。でも、容易には離れない「本当の友達」をつくるには、相手と向き合い、一緒に笑い、一緒に過ごす時間が必要なのかもしれません。
最後に
今回は『トイ・ストーリー5』を紹介させていただきました。
今までの歴代作品もDisney+で見ることができるので、過去作も含めてもう一度見直してみるとまた新たな発見があるかもしれませんね。


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