さて今回は、今(2026年4月)注目を浴びるアメリカーイランの対立によって株価の暴落、そしてその後の急上昇にからめたお話になります。
最近、「地政学リスクが」と聞くことも増えましたが、そもそも地政学リスクとはなんなのか?それって投資家にとってどうかかわってくるの?という疑問がわいてくる人もいるのでは?自分もわかっていなかったので、それについて調べた記事になります。

- 地政学リスクって?
- 株にはどのような影響が?
- インデックス投資の場合は?
といった内容で書いていこうと思います。
地政学リスクとは?
端的に言えば、政治や軍事、国際案系の変化によって市場が動くリスクのことを言います。
主なものには
- 戦争・紛争
- テロ
- 制裁・外交対立
- 政権交代
があります。
1.戦争・紛争
直近では、例えば今回のアメリカーイラン戦争やロシアのウクライナ侵攻などがあります。
一度戦争が起こると対岸の火事では済まされません。
他えば、アメリカーイランの戦争ではホルムズ海峡が封鎖されたことで原油が運び出されず原油価格が上昇をしています。そうなれば企業もコストが嵩みインフレ方向に。他にも、直接的に物流が停まることでモノの価格は上昇してしまいます。軽度のインフレであればいいものですが、過度のインフレはマイナス。インフレの記事については下記を参照してください。
また、その周辺の国の企業は活動が制限され、景気悪化にもつながっていきます。
2.テロ
具体的にはアメリカ同時多発テロなどがあります。
おもに経済活動が停滞することにより、市場が一気にパニックになってしまいます。
突発的におこり、今後も継続していくのかどうかなど不透明で予測不能な点も市場に影響を及ぼします。
3.経済制裁・外交対立
直近では米中貿易摩擦や、アメリカの関税引き上げによるものがありました。
関税が引きあがれば原料を仕入れる企業にとってダメージがあるばかりか、物価の上昇による購買力低下で売上も下がる可能性があり市場に影響が出ます。
政権交代
政権の交代による財政政策の転換や規制強化・緩和などにより、企業に対する影響があることや、政策が変わることでの不透明感により市場に影響が出ます。
まとめの表

株価への影響は?
上記でもあるように、地政学リスクが現れると「将来への不透明性」「経済悪化への懸念」が生まれてくることで「株価下落でのリスクを避けたい」という思いも生まれ株が売られていくようになります。
しかし、地政学リスクによってはその影響は短期的であったり、業種(セクター)によっては株価が上がる可能性もあるため一律に下がるというわけではありません。
下の表で一般的な動きをしめしますが、必ずしもそうなるとはかぎりません。今回のアメリカ-イランの戦争でもゴールドは下がってしまいましたし・・・。

また、ひとくくりに「地政学リスク」といってもその影響力が短いものもあれば中長期に及ぶ場合もあります。
インデックス投資への影響
では、インデックス投資への影響はどのようになるのか。
基本的には株価が下がるために低下はしますが、一時的なものとなります。
過去の地政学的リスクを振り返ると多くは数カ月~1年以内に回復をしています。

このほかのイベントであっても3カ月以内に改善したものが約40%、6カ月以内で区切ると約50%、1年以内であれば約70%が改善しています。1年以上かかったものは30%程度ありますが、ちゃんとしたインデックス投資であればその後は必ず改善をしています。
やってはいけないこと
ここで大事なのは「狼狽売り」をしないこと。
いつかは改善すると信じて、「暴落したからうらなきゃ」という行動をしないようにしましょう。安値で売って、改善した高値で買いなおしをする羽目になることも多いです。

さいごに
今回は「地政学リスク」について解説をしました。
インデックス投資の方は何が起こっても狼狽売りをせず買ったものは握って離さないようにしましょう!(もう取り崩しをするという方はまた少し変わってしまいますが・・・。)
誰かの参考になっていれば幸いです。



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