今しか見れない?赤ちゃんの原始反射一覧!いつまで?異常のサインと受診目安を解説

今回は赤ちゃんの反射について記事をまとめてみました。

反射にはいくつかありますが、原始反射というのはいくつかの反射をまとめた呼び方になります。

ではどんな行動が反射なのか?それがいつ頃まで続くのか?そこら辺をこの記事で紹介できればと思います。

  • 原始反射ってなに?
  • どんな種類があるの?
  • いつから出ていつなくなるの?
  • 原始反射以外のあかちゃんの反射って何がある?

といった内容で記事を作成させていただきました。

知っているよということもあるかもしれませんが、良かったら最後までお読みいただければと思います。

原始反射って何?

生まれながらに備わっている反射的行動で、特定の刺激に対して意志とは関係なく自動的に反応する動きのことを言います。

基本的には生まれた時からあり、月齢があがってくるとなくなってきます。

つまり、大きくなってくるとみることができなくなってしまうんです。

消失してしまうのは、赤ちゃんが成長することで、自分の意志で身体を動かせるようになるため、自動的な動きである反射をする必要が無くなってくるためです。

逆にこれが長く残ってしまうと発達状態としてよくないものもあります。健診でも指標となることがあります。

どんな種類がある?

今回紹介するのは原始反射7種類になります。他に、病的反射1種類、姿勢反射2種類についても紹介をさせていただきます。

ちなみに、原始反射・姿勢反射・病的反射にはそれぞれ役割が異なり、発達の状態を知る重要な手掛かりになります。

  • 原始反射:生まれた直後から見られる基本的な反応
  • 姿勢反射:成長に伴って現れる体のコントロール反応
  • 病的反射:本来は消えるべきで、残ると注意が必要な反応

原始反射

手掌把握反射

新生児期からみられる反射で、手のひらへの刺激に対して指を屈曲させ把握する反応です。随意的な把握動作の基礎となります。通常は生後3〜4か月頃に消失し、それ以降も強く残存する場合は運動発達への影響が示唆されることがあります。

簡単にまとめると・・・

👉 手に触れるとぎゅっと握る反応。
👉 物をつかむ力の土台になる大切な動き。
⚠️ 長く強く残ると、手の自由な動きの発達に影響することも。

足底把握反射

足底前方への刺激により足趾が屈曲する反射で、立位や歩行に向けた足部機能の基礎となります。一般的に生後9〜12か月頃に消失します。反応の減弱や左右差は、足部機能や神経発達の評価対象となることがあります。

簡単にまとめると・・・

👉 足の裏を触ると足の指を曲げる反応。
👉 立つ・歩く準備となる足の感覚づくり。
⚠️ 弱すぎたり左右差があると、足の使い方に影響することも。

非対称性緊張性頚反射

頭部を一側に回旋させると、顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応です。姿勢制御や左右協調運動の基盤となります。通常は生後4〜6か月頃に消失し、持続する場合は運動発達の遅れや不均衡に関与する可能性があります。

簡単にまとめると・・・

👉 顔を向けた側の手足が伸びる反応。
👉 体の左右の使い分けや寝返りの基礎になる。
⚠️ 強く残ると、寝返りや手の操作がしにくくなることがある。

モロー反射

急激な姿勢変化や音刺激に対して、上肢を外転・伸展し、その後内転・屈曲する反応です。原始的な防御反応と考えられます。生後4〜6か月頃に消失するのが一般的で、左右差や過剰・減弱は神経学的評価の指標となります。

簡単にまとめると・・・

👉 びっくりすると手を広げて戻す反応。
👉 危険から身を守るための反応。
⚠️ 左右差や強すぎ・弱すぎは神経の状態を見るヒントになる。

探索反射

口角や頬部への触刺激により、その方向へ頭部を回旋させる反応です。哺乳行動の成立に重要な役割を果たします。通常は生後3〜4か月頃に消失し、反応が弱い場合は哺乳障害の一因となることがあります。

簡単にまとめると・・・

👉 口の近くに触れるとそちらを向く反応。
👉 おっぱいやミルクを探すための大事な動き。
⚠️ 弱いと、授乳がうまくいかないことがある。

吸啜反射

口腔内または口唇への刺激に対して吸啜運動が誘発される反射で、栄養摂取に不可欠です。生後3〜4か月頃に随意運動へ移行します。反応の低下は哺乳不良や体重増加不良に関連することがあります。

簡単にまとめると・・・

👉 口に触れると吸う反応。
👉 生きるために必要な「飲む力」。
⚠️ 弱いと哺乳がうまくできず、体重増加に影響することも。

歩行反射

立位様姿勢で足底を接地させると、交互に下肢を動かす反応です。歩行様運動の原型とされます。通常は生後1〜2か月頃に消失し、持続する場合は神経発達の評価が必要となることがあります。

簡単にまとめると・・・

👉 足をつけると歩くように動く反応。
👉 将来の歩く動きの基礎になる。
⚠️ 長く残ると、運動発達の評価が必要になることがある。

病的反射

Babinski(バビンスキー)反射

足底外側を刺激すると母趾が背屈し、他の足趾が開扇する反応です。乳児期には正常所見ですが、錐体路の未熟性を反映しています。一般的に1〜2歳頃までに消失し、それ以降の持続は中枢神経系の評価対象となります。

簡単にまとめると・・・

👉 足の裏をなでると親指が反る反応。
👉 赤ちゃんでは正常で、神経の発達途中のサイン。
⚠️ 1〜2歳を過ぎても続くと、神経の発達を確認する必要がある。

姿勢反射

Landau(ランドウ)反射

腹臥位で体幹を支持すると、頭部・体幹・下肢が伸展する反応です。体幹筋の発達や抗重力姿勢の獲得に関与します。生後3〜4か月頃に出現し、1歳半〜2歳頃に消失します。出現の遅れや反応低下は体幹機能の発達評価において重要です。

簡単にまとめると・・・

👉 うつ伏せで持ち上げると体がピンと伸びる反応。
👉 背中や体幹の力が育っているサイン。
⚠️ 出ない・弱いと、姿勢や体の支えが弱い可能性がある。

パラシュート反射

前方へ身体を傾けた際に、上肢を前方へ伸展して支持しようとする反応です。防御反応の一つであり、転倒時の外傷予防に寄与します。生後6〜7か月頃に出現し、その後も持続します。出現しない場合は運動発達の遅れや姿勢制御の問題が示唆されます。

簡単にまとめると・・・

👉 前に倒れそうになると手を出す反応。
👉 転ばないように身を守る大切な動き。
⚠️ 出ないと、転倒時に手が出ずケガのリスクが高くなる。

ここまでのまとめ

上の10個の反射をさらに簡単にまとめたのが下の表になります。

分類反射名出現消失所見⚠️注意
原始反射 手掌把握反射出生時3〜4か月手に触れると握る長く残る
→発達評価
原始反射足底把握反射出生時9〜12か月足裏刺激で足指を曲げる弱い/左右差
→注意
原始反射非対称性緊張性頸反射出生時4〜6か月顔側が伸び反対が曲がる強い/持続
→運動発達に影響
原始反射Moro反射出生時4〜6か月驚くと手を広げ抱きつく非対称
→神経評価
原始反射探索反射出生時3〜4か月口周囲刺激で顔を向ける弱い
→哺乳に影響
原始反射吸啜反射出生時3〜4か月口に触れると吸う弱い
→栄養摂取に影響
原始反射歩行反射出生時1〜2か月足を交互に出す消失しない
→要評価
病的反射Babinski反射出生時1〜2歳足裏刺激で親指が反る   持続
→中枢神経評価  
姿勢反射Landau反射3〜4か月 1歳半〜2歳体を持ち上げると伸展出現しない
→体幹発達注意
姿勢反射パラシュート反射6〜7か月消失しない手を出して支える出ない
→転倒リスク

こんな時は受診を検討してみて

色々な反射のお話をしましたが、ここで疑問に思うのは「うちの子ちょっと違う?」と思ったときにどうすればいいか。

いかに一覧の早見表を作った(AIに作ってもらった)のでよかったら参考にしてください。

ただ、月齢きっかりで考えずに1週間くらいは様子をみてもいいとは思います。ただ、不安がある方は小児科の受診や、月齢ごとの定期健診の際にでも相談をしてみてください。

さいごに

今回は反射について紹介をさせていただきました。

今後もお役に立てるような記事を作っていけるよう頑張ります!

他の育児に関する記事はこちらからご参照ください。

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