赤ちゃんに必要なK2シロップって何?今と昔の違いに注意!

今回は赤ちゃんを育てるうえで必要なK2シロップというものについてご存じでしょうか?

「なんとなく言われているからあげている」「昔はこんなにあげてなかったよね?」という方も多いのでは?

今回は、

  • そもそもk2シロップって何?
  • なぜ必要なの?
  • 不足するとどんな症状が?
  • 昔と今では回数が違うのは何故?
  • どうやって飲ませるの?

といった内容で記事を書かせていただきます。

少しでもお役に立てれば幸いです。

K2シロップって何?

K2シロップは正式名を「ビタミンK2シロップ」といいます。

ビタミンKの中でも、K1とK2に別れており、主に発酵食品や動物性食品の中に含まれています。

ビタミンKについてはこちらの記事をご参照ください。

なぜ必要??

赤ちゃんにはこのビタミンKが生まれつき不足しがちであるため、薬として補充をしてあげる必要があります。

なぜ少ないのか?それは以下の3つの理由があります。

  1. 胎盤の通過性が悪い
  2. 腸内細菌が未熟であり、自分で作れない
  3. 母乳中に少ない

胎盤の通過性が悪い

胎児は母親から胎盤・へその緒を通じて様々な栄養素をもらって成長をしていきます。

しかし、ビタミンKは胎盤を通過するのが困難であり、生まれた時点では体内での量が不足してしまいます。

腸内細菌が未熟であり、自分で作れない

ビタミンKは腸内細菌で作られたり、食物から吸収をすることで体の中に取り込んでいきます。

生まれたばかりの赤ちゃんでは、腸内細菌は少なく、自身の腸内細菌で作れる量はとても少なくなってしまいます。

母乳中に少ない

母乳には様々な栄養や免疫系が含まれますが、ビタミンKは量が少ないです。

そのため、完全に母乳の子供はビタミンkが不足しがちに。

市販の粉ミルクにはビタミンKが含まれているため不足することはほぼありませんが、母乳との混合の場合は母乳の方が多いと、ビタミンKが不足する可能性があります。

不足するとどんな症状が?

生後1~2か月後ごろに起こりやすいのが、「乳児ビタミンK欠乏性出血症」というもの。

ある日突然、鼻血や皮膚の下に出血を起こしたり、便に血がまざることがあります。

重症なものでは、頭の中に出血をする頭蓋内出血を起こし、痙攣や意識障害をおこすこともあります。

昔と今の投与方法がかわった

3回法

以前は「3回法」と呼ばれるものが主流でした。投与するのは、

  • 出生直後で数回哺乳したあと
  • 生まれてから1週間または退院日のいづれか早い日
  • 1か月健診

の3回です。

3カ月法

今は、3カ月の間のます方法が主流になりつつあります。タイミングは、

  • 出生後哺乳が安定したら
  • 毎週決まった曜日に飲ませる
  • 生後3カ月目まで

なぜ3カ月法に?

今までの3回法ではまれに遅発性にビタミンK欠乏性出血症をおこすことが報告されていました。

そのため、毎週飲む3カ月法が主流になりつつあります。

一方で、完全ミルクや混合でもミルクの方が多い場合は従来の3回法でも平気であるとされています。しかし、完全ミルクか完全母乳か、混合でも母乳が多いかミルクがおおいかなんてのは生まれてすぐにはわからない(育ててみないとわからない、母親の体調もありますし)ので、個人的には3カ月法がいいかなとは思います。

ちなみに、ビタミンKの過剰症は基本的にありません。

飲ませ方

K2シロップの飲ませ方はエーザイ株式会社から出ている「ケイツーシロップの飲ませ方」を下に添付させていただきます。

哺乳瓶で飲ませる場合は、あかちゃんの飲みムラもあるので、いつものミルク量で作らずに必ず少ない量で作ってください。それを飲み干してから追加でミルクを足して与える方が薬を完全に飲んでくれます。

さいごに

今回はとても重要なK2シロップについて記事を書かせていただきました。

これからもいろいろと赤ちゃんに関する記事も書いていこうと思うので、よろしくお願いします。

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