ランニングは毎回頑張ると逆効果?

ランニングを始めると、

「せっかく走るなら全力で頑張ろう」
「苦しくなるくらい追い込まないと意味がない」
「楽に走っていたら成長できないのでは?」

と思うことがあります。

私自身もランニングを始めた頃は、走るたびにできるだけ頑張ろうとしていました。疲れるほど走った方が体力がつき、速く走れるようになると思っていたからです。

しかし実際には、毎回全力で走ることが成長につながるとは限りません。

疲労が抜けないまま次のランニングを迎えたり、身体に負担がかかりすぎたりすると、かえって継続しにくくなることがあります。

ランニングで大切なのは、一度の練習で頑張ることではなく、無理なく続けることです。

この記事では、なぜ毎回全力で走ると逆効果になってしまうのかを解説していきます。

真面目な人ほど毎回全力で走ってしまう

ランニングを始めたばかりの頃は、「頑張った分だけ成長する」と考える人が少なくありません。

特に真面目な人ほど、

  • せっかく走るなら全力で頑張ろう
  • 苦しくなるまで走った方が効果がありそう
  • 楽なペースでは意味がないのでは

と思いがちです。

実際、学校のマラソン大会や体育の授業では、「最後まで頑張ること」や「速く走ること」が評価される場面も多くありました。そのため、ランニングも毎回限界まで頑張るものだと思ってしまうのは自然なことです。

また、走り終わった後に強い疲労感があると、「今日はしっかり練習できた」という達成感も得られます。

しかし、ランニングは一度だけ頑張れば成果が出るスポーツではありません。何週間、何か月と続けていくことで少しずつ身体が変化していきます。

だからこそ、毎回全力で走ることが必ずしも正解とは限らないのです。

全力で走ると疲労がどんどん蓄積する

全力で走ると、その日の達成感は大きくなりますが、その代わりに身体には大きな負担がかかっています。

ランニングでは、脚の筋肉だけでなく、関節や腱、心肺機能にも負荷がかかります。特に初心者の場合は身体がまだ運動に慣れていないため、想像以上に疲労が蓄積しやすい状態です。

そのため、毎回全力で走っていると、

  • 翌日まで疲れが残る
  • 脚が重く感じる
  • 次のランニングが億劫になる

といった状態になりやすくなります。

さらに、疲労が十分に抜けないまま走り続けると、フォームが崩れたり、膝や足首に余計な負担がかかったりすることもあります。

ランニングで大切なのは、一度の練習で頑張ることではありません。

「また数日後に気持ちよく走れる状態を作ること」も、ランニングの大切な一部です。

毎回全力で走るよりも、少し余裕を残して終わる方が、結果的に長く続けやすくなります。

成長するのは走っている時ではなく回復している時

ランニングをしていると、「走っている時間だけが成長につながる」と思いがちです。

しかし実際には、身体が強くなるのは走っている時ではなく、その後にしっかり回復できた時です。

ランニングによって筋肉や心肺機能には負荷がかかります。そして身体は、その負荷に適応しようとして少しずつ強くなっていきます。

つまり、

「走る」⇒「疲労する」⇒「回復する」⇒「少し強くなる」

という流れを繰り返して成長していくのです。

ところが、疲労が抜ける前に毎回全力で走ってしまうと、回復が追いつきません。

すると身体は強くなるどころか、疲れが溜まり続けてしまいます。

これは筋トレと同じで、休養もトレーニングの一部です。

ランニングで成長するためには、毎回限界まで頑張ることよりも、「また気持ちよく走れる状態」を作ることが大切です。

少し余裕を残して走ることは、決してサボりではなく、次の成長につなげるための大切な準備なのです。

毎回全力だとケガや挫折の原因になる

毎回全力で走り続けると、疲労が抜けないだけではありません。

ケガや挫折につながるリスクも高くなります。

特にランニング初心者は、筋肉や関節がまだ走ることに慣れていません。その状態で毎回限界まで頑張ってしまうと、膝や足首、すねなどに大きな負担がかかります。

最初は少しの違和感だったとしても、

  • 膝が痛くなる
  • すねが痛くなる
  • 足裏に痛みが出る

といったトラブルにつながることもあります。

また、身体だけでなく気持ちの面にも影響します。

毎回ヘトヘトになるまで走っていると、

「今日は走りたくないな」
「またあの苦しい思いをするのか」

と感じるようになり、ランニングそのものが負担になってしまいます。

ランニングで大切なのは、一度頑張ることではなく長く続けることです。

そのためには、次の練習を楽しみにできるくらいの余裕を残して終わることも大切です。

少し物足りないくらいで終える方が、結果的にケガを防ぎ、長くランニングを続けられるでしょう。

おすすめは「余裕を残して終わること」

では、どのくらいの負荷で走るのが良いのでしょうか。

初心者におすすめなのは、「もう少し走れそう」と思える状態で終わることです。

ランニングを終えた時に、

  • 息は上がっているけれど会話はできる
  • もう5〜10分なら走れそう
  • 翌日も走ろうと思える

くらいであれば、ちょうど良い強度と言えるでしょう。

反対に、

  • その場に座り込みたくなる
  • しばらく動けない
  • 翌日まで疲労が残る

ようであれば、少し、いや、かなり頑張りすぎているかもしれません。

もちろん、たまには全力で頑張る日があっても構いません。しかし、毎回それを続ける必要はありません。

ランニングは一回の練習で成果を出すものではなく、積み重ねていくスポーツです。

だからこそ、「今日はまだ余裕があるな」と思えるくらいで終える方が、結果的に長く続けられ、成長にもつながります。

次の日も気持ちよく走れることを目標に、少し余裕を残して終わることを意識してみましょう。

さいごに

今回は「ランニングは毎回頑張ると逆効果」について記事を作成してみました。

頑張りすぎると身体を壊す原因になり結果として継続できなくなってしまいます。適度なリラックスをもって継続してランニングを楽しみましょう。

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