ミネラルの働き Fe(鉄)

今回もミネラルについての記事になります。

ミネラルとは種々の金属のことをさし、五大栄養素の一つとなっています。

Feは酸素の運搬にかかわる重要なミネラル。世界で最も多い栄養素の欠乏症とのことです。

  • Feってどんな働きをするの?
  • Feが多いと/少ないとどういう症状が出る?
  • Feが多くなる時や少なくなる時って?
  • Feはどんな食べ物に含まれる?

といった内容でお送りしたいと思います。

Feとは

Feは原子番号26の物質で、体内では血清鉄、フェリチン、ヘモグロビンなどとして存在をしています。

体内にはトータル3~4g存在しており、約3分の2がヘモグロビンとして存在しています。

Feの調節

鉄は普段肝臓や脾臓、骨髄に貯蔵をされています。貯蔵されている形としては、肝臓でアポフェリチンという蛋白と結合してフェリチンになって貯蔵をされ、必要に応じて血清鉄として使用されていきます。

鉄の排出は尿から出るのは少なく、主に消化管での微量の出血や鉄を吸収した蝶細胞が剥がれ落ちるなどして排泄されていきます。ただ、それでも排泄量はあまり多くないため、過剰分は蓄積されていきます。

鉄の吸収に関しては、その形状で効率がかわります。ポルフィリンというタンパク質の中に鉄原子を含んだ化合物であるヘムに含まれる鉄は吸収率がとても良いですが、非ヘム鉄である無機鉄では吸収効率が落ちます。また、無機鉄は吸収されるためには3価鉄から2価鉄に還元する必要があります。

Feの役割

Feの最も重要な役割としてはヘモグロビンとしての酸素運搬になります。ヘモグロビンは赤血球内にあり、肺で二酸化炭素を渡して酸素を受け取り体中に運んでいきます。

酸素を届ける先の一つとして筋肉がありますが、筋肉の中にはミオグロビンという酸素貯蔵場所があります。このミオグロビンもFeから作られています。

他には酵素の構成成分として生体内の酸化還元に働いています。

Feが多いと/少ないとどういう症状が出る?

Feが多いとでる症状

Feが過剰になることは稀ですが、過剰になるとヘモクロマトーシスという状態になります。

肝臓にたまれば肝障害を起こし、肝硬変や肝がんの原因となります。症状としては倦怠感などの症状が出現をします。

また、膵臓にたまると糖尿病になったり、皮膚にたまると色素沈着を起こします。心臓にたまった場合は心筋障害で心不全

Feが少ないとでる症状

Feが少ないと貧血となるため、倦怠感や息切れ、動悸などの症状が出ます。

どういうときに減ったり増えたり??

Feが増える時

原因としては輸血過多や鉄剤の摂りすぎになります。

一般的な食事ではまず過剰になることはありません。

Feが減る時

原因としては大きく分けて3つ。

  • 出血
  • 摂取不測
  • 吸収障害

となります。特に10代から40代の女性は月経による出血で鉄が失われやすいんで注意が必要です。

Feの多く含まれている食べ物

上記のような食べ物があります。特に吸収の良いヘム鉄は肉や魚に含まれているため、貧血の方には摂ってもらいたい食材になります。

さいごに

今回はFeについてお話をさせていただきました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

今後他のミネラルについても書いく予定です。

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