体重が減るとランニングは速くなる?初心者向けに解説

「もっと速く走れるようになりたい。」

そう思うと、多くの人は走る距離を増やしたり、スピード練習を始めたりしようとします。

もちろん、それらもタイムを伸ばすためには大切です。

しかし、ランニング初心者の場合は、それよりも先に意識したいことがあります。

それが「体重」です。

実は、体重が少し変わるだけでも、走る時に身体へかかる負担は変わります。

だからといって、「やせれば必ず速くなる」というわけではありません。

それでも、体重管理はタイムアップにつながる可能性がある大切な要素の一つです。

この記事では、体重とランニングのタイムにはどのような関係があるのかを、初心者向けにわかりやすく解説していきます。

体重は走るたびに運ぶ荷物になる

想像してみてください。

いつも通りランニングをする時に、1kgのおもりやペットボトルを入れたリュックを背負って走るとしたら、少し走りにくそうだと感じませんか?

たった1kgでも、走っている間はその重さをずっと運び続けることになります。

実は、体重もこれとよく似ています。

体重が1kg増えるということは、その1kgを毎回身体と一緒に運びながら走っているのと同じような状態です。

ランニングでは、一歩ごとに着地の衝撃を受けながら何千歩も足を前に運びます。

そのたびに身体を支える必要があるため、わずかな体重の違いでも負担は少しずつ積み重なっていきます。

反対に体重が減れば、毎歩運ぶ重さが軽くなります。

1歩では大きな違いを感じなくても、それが何千歩と積み重なることで、「以前より楽に走れる」と感じる人も少なくありません。

もちろん、体重だけでタイムが決まるわけではありません。

それでも、体重はランニングのしやすさに影響する大切な要素の一つなのです。

同じペースでも楽に走れるようになる

体重が減ると、同じペースで走っていても「以前より楽になった」と感じることがあります。

これは、毎歩運ぶ重さが軽くなることで、身体への負担が少しずつ減るためです。

その結果、息が上がりにくくなったり、脚の疲れが出にくくなったりして、今までより長い時間走れるようになることがあります。

ここで大切なのは、「速く走ること」ではありません。

まずは、無理なく走れる時間が少しずつ伸びていくことです。

ランニング初心者はタイムや距離ばかり気にしがちですが、最初のうちは「何分走れたか」に目を向ける方が成長を実感しやすくなります。

例えば、以前は20分で疲れていた人が30分走れるようになれば、それだけでも大きな成長です。

そして、その積み重ねが結果としてタイムの向上にもつながっていきます。

距離ではなく時間を目安に走るメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

体重が減ると走りやすくなる理由

体重が減ることで身体への負担が軽くなると、ランニング中に少しずつ余裕が生まれます。

その余裕があることで、以前と同じペースでも最後まで走り切りやすくなったり、疲れにくくなったりします。

例えば、以前は30分走ると後半で大きくペースが落ちていた人でも、体重が減ったことで最後まで同じペースを維持できるようになることがあります。

また、「少し速いペースで走ってみよう」と思った時にも、身体への負担が以前より少ないため、そのペースを維持しやすくなる場合があります。

もちろん、体重が減っただけで急に速く走れるようになるわけではありません。

ランニングのタイムは、心肺機能や筋持久力、フォームなど、さまざまな要素が組み合わさって決まります。

しかし、体重が軽くなることで身体に余裕が生まれれば、それらの力を発揮しやすくなるのも事実です。

その結果として、以前よりも楽に走れたり、タイムが縮んだりすることがあります。

タイムを縮めるために無理なスピード練習を始める前に、まずは健康的に体重を管理することも、ランニングを楽しむための大切な方法の一つといえるでしょう。

やせればいいというわけではない

ここまで、体重が減ることでランニングが楽になったり、タイムが向上したりする可能性があることを紹介してきました。

しかし、「やせればやせるほど速く走れる」というわけではありません。

極端な食事制限で体重を落とすと、脂肪だけでなく筋肉まで減ってしまうことがあります。

筋肉は身体を支えたり、前へ進む力を生み出したりするために欠かせない存在です。筋肉量が大きく減ってしまえば、かえって走りにくくなってしまうこともあります。

また、必要な栄養が不足すると疲れやすくなったり、ケガのリスクが高まったりする可能性もあります。

大切なのは、「できるだけ軽くなること」ではなく、「健康的に身体を作ること」です。

ランニングを続けながら、バランスの良い食事や十分な休養を心がけることで、少しずつ適正な体重に近づけていきましょう。

その積み重ねが、無理なく長く走れる身体づくりにつながります。

健康的な体づくりがタイムアップへの近道

ランニングのタイムを縮めたいと思うと、速く走る練習ばかりに目が向きがちです。

しかし、初心者の場合はスピード練習を増やすことよりも、健康的な身体を作ることがタイムアップへの近道になることがあります。

適度なランニングを続け、バランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠をとる。

こうした基本的な生活習慣を積み重ねることで、体重が適正に近づき、筋力や心肺機能も少しずつ向上していきます。

その結果、以前より楽に走れるようになり、気が付けばタイムも縮んでいたということは決して珍しくありません。

もちろん、タイムの向上にはフォームやトレーニング内容など、さまざまな要素が関係します。

それでも、健康的な身体づくりは、その土台となる大切な要素です。

「もっと速く走らなければ」と焦る必要はありません。

まずは無理なく走り続けられる生活を目指しましょう。

その積み重ねが、健康とタイムアップの両方につながっていきます。

さいごに

今回は体重とランニングの関係について記事を書いてみました。

体重が理想体重よりもある人は、体重を減らしていくことで楽に走れるようになっていくかもしれません。

無理のない範囲で減量してランニングを頑張っていきましょう。

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