ミネラルの働き Se(セレン)

今回もミネラルについての記事になります。

ミネラルとは種々の金属のことをさし、五大栄養素の一つとなっています。

今回はその中でも、セレンについての紹介です。

  • Seってどんな働きをするの?
  • Seが多いと/少ないとどういう症状が出る?
  • Seが多くなる時や少なくなる時って?
  • Seはどんな食べ物に含まれる?

といったいつもの内容でお送りしたいと思います。

他のミネラルについても知りたい場合は記事最後にある「栄養学」のタグからお探しください。

Seとは?

セレンは原子番号34番の必須ミネラルになります。

体内にはわずか13㎎程度しか存在をしていません。

Seの役割

役割としては大きく分けると以下の4つがあります。

  • 抗酸化作用
  • 甲状腺ホルモンの活性化
  • 免疫機能
  • 生殖機能

主には「抗酸化作用」「甲状腺ホルモンの活性化」がメインの役割になります。

抗酸化作用

セレンはグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の材料になります。

これは活性化酸素を除去し、酸化ストレスによる体内の障害を防ぎます。また、セレンは水溶性であり、細胞質内で作用するとかんがえられています。一方で脂溶性のビタミンEは細胞膜内で作用すると考えられています。

甲状腺ホルモンの活性化

甲状腺からでる主なホルモンであるT3とT4。活性の弱いT4から活性の強いT3に変換する酵素であるテトラヨードチロニン-5′-脱ヨウ素化酵素にセレンが含まれています。

甲状腺ホルモン自体はヨウ素がかんけいしますが、それを活性化させるためには大切な栄養素となります。

免疫機能

白血球昨日をサポートしてくれます。

生殖機能

精子形成にも関与します。

Seが多いと/少ないとどういう症状が出る?

過剰症

セレンはヒ素と同様の毒性をもち、摂りすぎると

  • 脱毛
  • 悪心・吐き気
  • 免疫抑制
  • 爪の変形
  • しびれ

などを起こすとされています。

欠乏症

セレンの不足では倦怠感、筋力低下、心筋障害があります。

特に心筋障害は「克山病」と呼ばれるものがあり、中国の特定地域で多く見られる心臓病でその地域名が克山といいます。

どういうときに減ったり増えたり??

増える時

原因としては、サプリの飲みすぎや極端な偏食が挙げられます。

減る時

セレンが土壌中に少ないとその土地でできた食品のセレン含有量が減るため不足してしまいます。

日本はセレンが豊富でありセレン欠乏は稀とされています。

Seの多く含まれている食べ物

前述のように、土壌中のセレンの含有量に左右されますが、肉や魚に比較的多く見られます。

ほかには葱などにも含まれます。

さいごに

セレンは必要量こそ少ないものの、抗酸化作用や甲状腺機能の維持に欠かせないミネラルです。ヨウ素と協力して働くため、甲状腺の健康を考えるうえで重要な栄養素といえます。

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